ポイントリーダーを猛追するフォッジャがさらなる追い上げを図る
Moto3クラスは、総合首位のペドロ・アコスタ(KTM)と総合2位のデニス・フォッジャ(Leopard Racing)のチャンピオン争いとなっています。前戦エミリア=ロマーニャGPは、フォッジャに30点差をつけるアコスタのタイトル王手で大会を迎えましたが、フォッジャが今季5勝目、アコスタが3位で、その差は21点へと縮まりました。今大会もアコスタ有利の中で大会を迎えますが、フォッジャはアコスタに先着、そして6勝目を目指し、最終戦決着へと持ち込む意気込みです。
また、コンストラクターズタイトルも、KTMが328点、Hondaが315点。その差13点と厳しい戦いを続けています。今大会、HondaがKTMに先着してその差を縮め、最終戦で逆転を目指します。
総合6位のダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)は、前戦エミリア=ロマーニャGPで今季3回目の表彰台獲得にあと一歩の4位。登り調子だけに今大会は今季初優勝に挑みます。
総合10位のアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)は、サンマリノGPで今季2回目の表彰台に立つも、続くアメリカズGPでは表彰台争いに加われず、エミリア=ロマーニャGPでは転倒リタイアと悔しいレースが続いています。今大会はその雪辱に挑みます。
Honda Team Asiaの國井勇輝は、第10戦スティリアGPでベストリザルトの8位でフィニッシュしましたが、それ以降、ポイントを獲得できないレースが続いています。今大会は、ベストリザルトを目指します。チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、前戦エミリア=ロマーニャGPで15位になり、今季4回目のポイントを獲得しました。今大会はベストリザルトを目指します。