初日9番手と好調なスタートを切った國井勇輝(Honda Team Asia)が、2日目のFP3で今季ベストの2番手につけて今季初めてダイレクトでQ2進出を果たしました。ウエットコンディションで好調な走りを見せた國井は、ウエットコンディションで始まり、ライン上が乾いて行く難しい状況の中で、今季ベストの13番グリッドを獲得しました。決勝では、第10戦スティリアGPの8位をしのぐベストリザルト獲得に挑みます。
チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、初日12番手から2日目のFP3で13番手につけて、國井とともに今季初のQ2進出を果たしました。そして迎えたQ2でも積極的な走りを見せてベストグリッドとなる15番手を獲得しました。今季のベストリザルトは15位が3回。今大会はシングルフィニッシュを目標に挑みます。
ワイルドカードで出場のマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、初日7番手と好パフォーマンスを見せましたが、2日目のFP3では大接戦の中で24番手までポジションを落としました。その結果、Q1からの予選となり、14台中9番手タイムをマークして23番グリッドが確定しました。アジにとって今大会は初めて経験する世界選手権ですが、初日に続き、FP3、Q1ともにウエットコンディションという難しい2日間となりました。それでも随所で光る走りを見せ、注目を集めました。決勝ではポイント獲得に挑みます。