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Moto3 2021
Round 16

デニス・フォッジャが逆転タイトルへ向けホームのミサノに挑む

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

Moto3クラスは、ペドロ・アコスタ(KTM)が218点で総合首位、後半戦に入って調子を上げているデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が188点で総合2位につけています。その差、30点。アコスタのタイトル王手で今大会を迎えますが、9月のサンマリノGPを制しているフォッジャがミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで2連勝を目指し、逆転タイトル獲得に挑みます。

デニス・フォッジャが逆転タイトルへ向けホームのミサノに挑む

総合6位のダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)は、予選の速さをなかなか決勝の結果につなげられない苦しいレースを続けていますが、この数戦は優勝争いに加わり、シングルフィニッシュを続けています。今大会は、開幕戦カタールGP、第2戦ドーハGPに続き、今季3回目の表彰台獲得と今季初優勝に挑みます。

総合10位のアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)は、9月に行われた第14戦サンマリノGPに続き、ミサノでの2大会連続表彰台と今季初優勝に挑みます。ホームGPに気合満点のフォッジャとミニョの走りに注目です。

以下、前戦アメリカズGPで3位に入り、今季初表彰台獲得のジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が総合12位、ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が総合13位。総合14位の鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)はチームのホームGPに闘志を燃やしており、今季3回目のPPと今季初優勝、初表彰台に挑みます。

前戦アメリカズGPでポイントを獲得できなかった國井勇輝(Honda Team Asia)は、後半戦のスタートとなった第10戦スティリアGPでベストリザルト獲得の8位以上を目指します。チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)も、第10戦オーストリアGP以来のポイント獲得に挑みます。

今大会はFIM CEV Moto3ジュニア世界選手権にAstra Honda Racing Teamから出場しているマリオ・アジがワイルドカードで出場します。Moto3ジュニア世界選手権ではPPを獲得するなど大きな成長を遂げており、世界の舞台でどんな走りをするのか注目されています。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
この数戦、かなり勢いがあります。ミサノでも引き続きこの調子をキープし、がんばりたいと思います。再びホームのファンの前でレースができることはすばらしいことです。目標はいつもと同じです。金曜と土曜にHondaマシンの力を最大限引き出せるように取り組み、日曜は優勝か、少なくとも表彰台を獲得することが目標になります

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
アメリカは赤旗中断が2度とたいへんなレースになり苦戦しましたが、マシンはいい状態でした。今週は、前回のミサノの状態でスタートしたいです。すぐに速くなれるように取り組み、ベストリザルトを目指します。目標を達成できるように一生懸命がんばります

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
ミサノで行われる2回目のレースが楽しみです。前回は、たくさんのデータとインフォメーションを集めることができました。今週末は、全体的にいろいろ改善し、最初から一生懸命プッシュしたいです。そうすればもっとマシンを理解し、日曜日にベストが尽くせると思います

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
世界選手権に出場できる機会を得て、とても楽しみです。ジュニアワールドチャンピオンシップとは取り組み方が全く違いますが、すばらしいチームが支えてくれると思います。すばらしい結果を残せるように一生懸命がんばります。できる限り週末を楽しみたいです。そして、いろいろなことを学びたいです

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