Race
Moto3 2021
Round 14

デニス・フォッジャが2連勝でホームグランプリを飾る

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

前戦アラゴンGPで今季3勝目を挙げたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が、連戦となるサンマリノGPで2連勝を達成、今季4勝目を達成しました。

デニス・フォッジャが2連勝でホームグランプリを飾る

今大会は、ポールポジションスタートのロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)が快調にラップを刻み、独走態勢に持ち込みました。しかし、レース中盤の14周目にフェナティが転倒し、2位グループの先頭を走るフォッジャが首位に浮上。後続を寄せ付けない速さで2連勝を達成しました。ホームGPを制したフォッジャ。スタンドの観客から大きな声援と拍手が送られました。

アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が予選4番手から3位でフィニッシュし、今季2回目の表彰台を獲得しました。今年は表彰台にあと一歩というレースが何度もあり、シーズン中盤戦は転倒が続きました。今大会は、初日から快調で、フリー走行、予選の走りを決勝で再現しました。

ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)は、トップグループで戦いましたが、後半のペースが上がらず6位でフィニッシュしました。チームメートのジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が13位、予選の転倒で27番グリッドから決勝に挑むことになった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は追い上げて15位でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。

Honda Team Asiaのアンディ・ファリド・イズディハールは20番グリッドから決勝に挑みましたが、ペースが上がらず24位。チームメートの國井勇輝(Honda Team Asia)は、FP3の接触事故で失格処分となり、決勝に出場することができませんでした。チームはこの決定に納得できないため、控訴しました。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
今シーズン4勝目を達成できてとてもうれしいです。2戦連続の優勝です。チームと家族、スポンサー、そしてレースで勝てるマシンを準備してくれたチームに感謝したいです。ホームGPで優勝することができました。とてもうれしいです。ムジェロに続き今年2度目のホームGPでの優勝になりました。最後の2周は、後ろとのギャップがかなり小さいことが分かっていました。それで優勝することができて最高の気分です

Andrea Migno
Andrea Migno 16
Rivacold Snipers Team
すばらしい週末でした。すべてのセッションでいいペースがありました。今日もそうでした。この結果を達成するための、ここ数か月のチームの取り組みに満足しています。ホームレースで表彰台に上がることができてとてもうれしいです。全力を尽くしました

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
昨日から今日にかけて、マシンのフィーリングが全く変わってしまいました。なぜそうなったのか全く説明できません。アラゴンでも同様のことが起きました。正直、混乱していますが、懸命に働いてくれたスタッフには申し訳ない気持ちです。次はアメリカでのレースになりますが、初めてのサーキットです。新しいチャンスに備えるため、自分のメンタルを整えたいです

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
今大会で起きてしまったことを、とても残念に思います。最終的にレースに出ることができず、今は何も言えません。気持ちを切り替えて次のアメリカでのレースの準備をしたいと思います



投稿日