デニス・フォッジャが2連勝でホームグランプリを飾る
前戦アラゴンGPで今季3勝目を挙げたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が、連戦となるサンマリノGPで2連勝を達成、今季4勝目を達成しました。
今大会は、ポールポジションスタートのロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)が快調にラップを刻み、独走態勢に持ち込みました。しかし、レース中盤の14周目にフェナティが転倒し、2位グループの先頭を走るフォッジャが首位に浮上。後続を寄せ付けない速さで2連勝を達成しました。ホームGPを制したフォッジャ。スタンドの観客から大きな声援と拍手が送られました。
アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が予選4番手から3位でフィニッシュし、今季2回目の表彰台を獲得しました。今年は表彰台にあと一歩というレースが何度もあり、シーズン中盤戦は転倒が続きました。今大会は、初日から快調で、フリー走行、予選の走りを決勝で再現しました。
ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)は、トップグループで戦いましたが、後半のペースが上がらず6位でフィニッシュしました。チームメートのジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が13位、予選の転倒で27番グリッドから決勝に挑むことになった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は追い上げて15位でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。
Honda Team Asiaのアンディ・ファリド・イズディハールは20番グリッドから決勝に挑みましたが、ペースが上がらず24位。チームメートの國井勇輝(Honda Team Asia)は、FP3の接触事故で失格処分となり、決勝に出場することができませんでした。チームはこの決定に納得できないため、控訴しました。