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Moto3 2021
Round 12

デニス・フォッジャがランキングトップ3入りに挑む

gb Silverstone Circuit

Moto3クラスは、11戦を終えてデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が総合4位。前戦オーストリアGPでは3位になり、今季5回目の表彰台を獲得しました。今大会は今季3勝目と6回目の表彰台獲得を目指します。

デニス・フォッジャがランキングトップ3入りに挑む

総合6位につけているのは、ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)。今季は常に優勝争いに加わっていますが、大接戦の中でなかなか表彰台に届きません。今年はシーズン開幕の2連戦で2戦連続表彰台獲得といいスタートを切っています。シーズン中盤戦は確実に上位を走れるようになっており、今季3回目の表彰台と今季初優勝が期待されます。

ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が総合10位。ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が総合11位。アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が総合12位、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が総合13位、前戦オーストリアGPで今季3回目のフロントローを獲得して決勝11位の鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が総合17位とポイント争いでも接戦となっています。

後半戦のスタートとなった第10戦スティリアGPをベストリザルトの8位でフィニッシュした國井勇輝(Honda Team Asia)は、連戦となった第11戦オーストリアGPで18位と苦戦し、ベストリザルト更新は果たせませんでした。今大会はその雪辱に挑みます。

國井はシルバーストーンを走るのは初めてになりますが、昨年のイギリスGPがキャンセルされたことで、Moto3クラスには未経験のライダーが多くいます。その状況の中でいかにコースの攻略を果たせるかが、今大会のカギを握っています。目標はベストリザルトの更新。大混戦になることが予想されるバトルの中でどんな走りを見せるのか注目されます。

チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、今大会を欠場します。コロナ禍の中でインドネシアからの入国に必要なビザの手続きができず、残念ながら今大会は出場を見送ることになりました。前戦オーストリアGPでは、厳しい戦いの中で15位に入り貴重なポイントを獲得しています。今大会に出場できない悔しさを次のアラゴンGPにぶつけます。


Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
シルバーストーンのみならず、イギリスに行くのも初めてとなります。このサーキットで行われた過去のレースやプラクティスセッションのビデオをたくさん観ました。またコース図を見てトラックも勉強しました。かなりテクニカルなレイアウトに見えますし、オーストリアよりもかなり長いサーキットです。目標は自分のライディングスタイルに集中して取り組み、いつものように前進することです。一番の目標はレイアウトをなるべく早く攻略し、僕とマシンとサーキットのいいフィーリングを見つけることです

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
今週末はイギリスへ行くことができないので、次のアラゴンへ向けてトレーニングを続けます。Honda Team Asiaのみんなの幸運を願っています。いい結果を残せるように、みんなが楽しく仕事に取り組めることを願っています

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