Race
Moto3 2021
Round 11

デニス・フォッジャが今季5回目の表彰台を獲得

at Red Bull Ring - Spielberg

Moto3クラスは、予選9番手のデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が、し烈な優勝争いに加わり、今季5回目の表彰台を獲得しました。今大会はKTM勢とのバトルになり、最終ラップまでし烈な優勝争いを繰り広げました。

デニス・フォッジャが今季5回目の表彰台を獲得

予選15番手から決勝に挑んだジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が優勝争いのグループからわずかに遅れて7位。予選18番手のダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が9位でフィニッシュしました。

今季4回目のフロントロー2番手から決勝に挑んだ鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、予選で他者に追突されて痛めた右足の影響で11位。ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が14位、アンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)が15位と、それぞれポイントを獲得しました。

今季3回目のポイントを獲得したイズディハールは、土曜日のフリー走行から好調な走りとなり、それを決勝につなげました。チームメートのイズディハールとし烈なバトルを繰り広げた國井勇輝は、決勝に向けて調子を上げていましたが、18位に終わり、ポイント獲得を果たせませんでした。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
3位という結果はまるで優勝したような気分です。なぜならこのサーキットはKTMのサーキットなので、いつも彼らにアドバンテージがあるからです。そして、(ペドロ)アコスタ(KTM)の前でフィニッシュしたいと思っていたのですが、それを実現できました。最近彼がいつも僕の前でフィニッシュしようとしていたので、この結果はとてもうれしいです。引き続き2週間後のイギリスGPもがんばります

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
今日は初めてレースでポイントを獲得したような気持ちです。1ラップ目からベストを尽くして走ることができました。今朝のウォームアップでは、昨晩、雨が降ったことで路面のグリップがなく、いいフィーリングがありませんでした。それで少し悩んでしまったのですが、走行データを解析した後は、ベストを尽くせました。序盤からしっかりと戦えるように、いいスタートを切れるように心掛け、ポイント争いのグループを捕まえ、最後は競り勝つことができました。自分にとってベストレースでした

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
週末を通じて、マシンにいいフィーリングを感じていましたが、残念な結果に終わりました。いいスタートが切れたのですが、序盤の混戦の中でラインを外し、ポジションをたくさん落としてしまいました。毎周、ポジションを取り戻せるようにトライしました。ポイント圏内のグループに追いついたとき、このグループをコントロールしようとしたのですが、最終コーナーの競り合いを制することができませんでした。次戦イギリスGPでは今日のフィーリングを結果につなげたいです



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