ダリン・ビンダーが前戦に続いて初日のトップタイムをマーク
Moto3クラスは、トップタイムをマークしたダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)から1秒差以内に19台という大接戦となりました。
FP1はドライコンディションでしたが、FP2のセッション終盤に雨が降り始め、アタックできないままセッションを終了した選手が多くいました。そのため、2日目のFP3では激しいアタック合戦が予想されます。
初日トップタイムをマークしたビンダーは、FP1、FP2ともにトップタイムをマーク。予選では、開幕戦カタールGP以来のPP獲得が期待されます。ビンダーは難しい路面コンディションとなった前戦スティリアGPで、スリックタイヤを選択して苦戦しましたが、スリックを選択したライダーの中では最速の8番手タイムをマーク。今大会はその雪辱に挑みます。
総合4位につけるデニス・フォッジャ(Leopard Racing)は大接戦の中で7番手。前戦スティリアGPは不安定なコンディションの中で22位と苦戦しましたが、今大会は万全の状態で今季3勝目を目指します。
以下、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が9番手、國井勇輝(Honda Team Asia)がドライコンディションで好走をみせて11番手、ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が12番手、ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が14番手、前戦スティリアGPで15位と苦戦の鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が15番手。アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が17番手、アンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)はセッティングがうまくいかず、21番手でした。