Race
Moto3 2021
Round 10

國井勇輝がベストリザルトの8位獲得

at Red Bull Ring - Spielberg

ウエットで行われたMoto3クラスは、Honda Team Asiaの國井勇輝がベストリザルトの8位でフィニッシュしました。ドライコンディションの中で行われた予選は、大接戦となり22番手と苦戦しましたが、決勝では快調にラップを刻みました。

國井勇輝がベストリザルトの8位獲得

22番グリッドからオープニングラップで10番手に浮上した國井は、山中琉聖(KTM)とバトルを繰り広げながらポジションを上げていきました。二人の戦いは最終ラップまで続き、何度もポジションを入れ替え、山中が7位、國井は8位でした。

チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、路面が急速に乾くことを予測しスリックタイヤでレースに挑みました。しかし、路面は乾いたのですが、路面温度が低く、スリックタイヤのパフォーマンスを発揮できず、2度の転倒を喫し、リタイアとなりました。

Honda勢は、スリックタイヤを選択したダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が、序盤8番手グリッドから17番手までポジションを落としますが、路面が乾き始めた後半になって猛列に追い上げ、6位でフィニッシュしました。

以下、國井が8位、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が13位、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が15位でそれぞれポイントを獲得しました。


Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
ベストリザルトの8位でフィニッシュすることが出来ました。今日は天候に助けられました。今大会は、ドライコンディションに上手く合わせることが出来ず、苦戦しましたが、ウエットでは思いのほか気持ち良く走ることが出来ました。しかし、路面が乾き始めてからは思うように走ることが出来ず7位争いの中で8位に終わりました。いろいろ反省点がある大会でしたが、ベストリザルトを獲得できたことは大きな自信になりました

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
雨のウォームアップでいい走りが出来たので、決勝もウエットになることを期待していました。しかし、サイティングラップで部分的に路面が乾いているのを見て、スリックタイヤでスタートすることを決めました。リスクはありましたが、自分にとって失うものは何もありません。スリックタイヤを選択した他のライダーたちと周回を重ねていたのですが、転倒してリタイヤとなりました。タイヤの選択は間違っていなかったと思いますが、運がありませんでした。来週のレースに向けて気持ちを切り替えたいです


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