22番グリッドからオープニングラップで10番手に浮上した國井は、山中琉聖(KTM)とバトルを繰り広げながらポジションを上げていきました。二人の戦いは最終ラップまで続き、何度もポジションを入れ替え、山中が7位、國井は8位でした。
チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、路面が急速に乾くことを予測しスリックタイヤでレースに挑みました。しかし、路面は乾いたのですが、路面温度が低く、スリックタイヤのパフォーマンスを発揮できず、2度の転倒を喫し、リタイアとなりました。
Honda勢は、スリックタイヤを選択したダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が、序盤8番手グリッドから17番手までポジションを落としますが、路面が乾き始めた後半になって猛列に追い上げ、6位でフィニッシュしました。
以下、國井が8位、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が13位、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が15位でそれぞれポイントを獲得しました。