Qualifying
Moto3 2021
Round 10

接戦の予選、Honda勢トップはデニス・フォッジャ

at Red Bull Ring - Spielberg

Moto3クラスは今季最も厳しい予選となり、PP(ポールポジション)を獲得したデニス・オンジュ(KTM)からフロントローに並んだ3選手の差が0.053秒。そしてHonda勢トップは6番手のデニス・フォッジャ(Leopard Racing)ですが、その差は、わずか0.184秒差というものでした。

接戦の予選、Honda勢トップはデニス・フォッジャ

さらに、初日のフリー走行で首位発進のダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が8番手、初日23番手のジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が9番手、初日18番手のガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が10番手、初日2番手のジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が12番手と、大きくポジションが入れ替わる予選となり、4列目までのタイム差が、0.290秒という厳しいものでした。

決勝は大集団の戦いになることは必至で、Honda勢の追い上げに期待されます。

以下、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が14番手、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)16番手。初日のフリー走行から苦戦しているHonda Team Asiaの國井勇輝はQ1進出を果たせず22番手、チームメートのアンディ・ファリド・イズディハールも27番手と厳しいグリッドですが、追い上げのレースに挑みます。


Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
22番手でしたが、このサーキットはタイム差が小さく、タイム差もそれほどありません。Q2に進むには、0.2秒足りず、Q2でポールポジションを獲得した選手とQ1の自分のベストタイムの差は、わずか0.4秒でした。後方からの追い上げをするためにも、今日のデータをしっかりチェックしたいです。明日は雨が降るかもしれませんが、どんなコンディションになっても最高のレースをすることだけに集中したいです

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
FP3では、昨日から改善することができたのですが、まだいくつかのコーナーでうまくスピードをキープすることができませんでした。そのため、Q1の前にデータを分析して、それを自分の走りに活かすことができました。明日のウォームアップでさらにセットアップを進め、決勝に挑みます


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