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Moto3 2021
Round 9

ジェレミー・アルコバがキャリア初のポールポジションを獲得

nl TT Circuit Assen

今大会、好調なスタートを切ったHonda勢は、予選でも好調をキープし、ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)がキャリア初のPPを獲得しました。そして3番手にデニス・フォッジャ(Leopard Racing)と続き、フロントローに2人のHonda勢が並びました。

ジェレミー・アルコバがキャリア初のポールポジションを獲得

アルコバは、大接戦の中で初日のフリー走行は15番手でしたが、FP3で12番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たすと、予選ではサーキットベストタイムを更新する1分41秒194で初PPを獲得しました。

以下、フロントローに並んだ3選手のタイム差は0.278秒で、初日3番手、2日目のFP3でも3番手をキープしたフォッジャが2戦連続今季3回目のフロントローを獲得しました。

ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が、PPを獲得したチームメートのアルコバから0.340秒差の6番手、フリー走行総合2番手のダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が8番手、チャビエル・アルティガス(Leopard Racing)が今季ベストタイの9番手と続きました。

ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が11番手、フリー走行で総合首位だった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は単独走行となり12番手へ後退も、決勝では追い上げのレースに期待されます。

Honda Team Asiaの國井勇輝は、フリー走行で26番手と苦戦しましたが、予選では20番手までポジションを回復し、決勝に向けて期待をつなぎました。チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)も24番グリッドを獲得。Honda Team Asiaからワイルドカードで出場の松山拓磨は23番手とベストグリッドを獲得しました。


Jeremy Alcoba
Jeremy Alcoba 52
Indonesian Racing Gresini Moto3
これまで何度もポールポジションを狙いましたが、やっと獲得することができました。フォッジャのスリップストリームはとても重要でした。先週のドイツGPは、僕のペナルティーでフォッジャが表彰台に立ちました。今日はそのお返しをしてくれました。ハードタイヤでPPを獲得できたのはとてもいいことです。明日のレースで使うタイヤは分かっています。準備はできています。ストレートで少し苦戦していますが、トップ争いをしたいと思います

Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
3番手タイムを出すことができてうれしいです。フロントローからスタートすることでいろいろ戦略が増えます。レースがとても楽しみです。ここまでのところ、すばらしい週末になっています。チームと家族に本当に感謝したいです

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
今日少しフィーリングがよくなりましたが、全体的には厳しい一日でした。十分な速さはありませんが、データを見ると単独で走っている時のペースは悪くなくて、予選も最初の走行でいいタイムを出すことができました。しかし、新しいタイヤを入れてコースに出たときには、既に1周しかアタックできるラップがなく、タイムを出す機会を失いました。明日のレースは、速いライダーたちとの差が大きいですが、何とかグループの中にとどまって戦いたいです

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
FP3では、昨日のベストタイムと比べて、1秒以上タイムを更新することができました。予選では、最初のアタックでミスをしていいタイムを出すことができませんでした。2回目は、コースに出るのが遅く、アタックするラップが取れず、新しいタイヤを活かしきれませんでした。明日のウォームアップでは、レースをしっかりと戦うために、ベストのセッティングをみつけられるようにトライします

Takuma Matsuyama
Takuma Matsuyama 32
Honda Team Asia
FP3で、自分のベストタイムを2秒近く更新することができました。初めてアッセンを走ったので、そういうことも可能でした。今日は明確な目標があり、それを達成できました。明日は、ベストを尽くします。そこから学び、さらに前進したいです



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