Moto3クラスで41戦目にしてPPを獲得したサラクは、第5戦フランスGPで初表彰台獲得の2位になっており、今大会は初優勝に挑みます。2番手のフォッジャは、第3戦ポルトガルGPの2番手に続き、今季2回目のフロントロー獲得となりました。今年は今季初フロントロー獲得のポルトガルGPで2位、第6戦イタリアGPで4番グリッドから今季初優勝を達成しています。今大会は今季3回目の表彰台獲得と2勝目を目指します。
今大会好調な鈴木竜生は、第4戦スペインGP、第6戦イタリアGPに続き、今季3回目のPP獲得が期待されましたが、わずかの差で3番手でした。しかし、仕上がりはよく、今季初表彰台と今季初優勝に向けて大きく前進しました。
4番手のマクフィーは、第5戦フランスGPの4位が今季ベスト。決勝では今季初表彰台、今季初優勝を目指します。6番手には鈴木竜生のチームメートのロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)で今季ベストグリッドを獲得しました。決勝では初ポイント獲得に挑みます。
以下、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が10番手、チャビエル・アルティガス(Leopard Racing)が15番手、Q1で4番手になりQ2進出を果たした国井勇輝(Honda Team Asia)が16番手につけました。国井はFP3でタイムを更新できず23番手にダウンしましたが、Q1、Q2でリカバリーを果たしました。決勝では、今季4回目のポイント獲得と前戦カタルニアGPの12位以上となるベストリザルトに挑みます。
初めてザクセンリンクを走るチームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、フリー走行では19番手までポジションを上げて着実にコース攻略を果たしました。しかし、予選Q1ではミスをしてタイムを更新できず23番手グリッドへダウンしましたが、追い上げのレースに挑みます。