Qualifying
Moto3 2021
Round 8

Honda勢が6年連続優勝に向けて挑む

de Sachsenring

初日からHonda NSF250RW勢が好調な走りを見せていますが、予選では、フィリップ・サラク(Rivacold Snipers Team)が初ポールポジション(PP)を獲得し、2番手にデニス・フォッジャ(Leopard Racing)、3番手に鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)、初日トップのジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が4番手と、Honda勢が上位を独占しました。

Honda勢が6年連続優勝に向けて挑む

Moto3クラスで41戦目にしてPPを獲得したサラクは、第5戦フランスGPで初表彰台獲得の2位になっており、今大会は初優勝に挑みます。2番手のフォッジャは、第3戦ポルトガルGPの2番手に続き、今季2回目のフロントロー獲得となりました。今年は今季初フロントロー獲得のポルトガルGPで2位、第6戦イタリアGPで4番グリッドから今季初優勝を達成しています。今大会は今季3回目の表彰台獲得と2勝目を目指します。

今大会好調な鈴木竜生は、第4戦スペインGP、第6戦イタリアGPに続き、今季3回目のPP獲得が期待されましたが、わずかの差で3番手でした。しかし、仕上がりはよく、今季初表彰台と今季初優勝に向けて大きく前進しました。

4番手のマクフィーは、第5戦フランスGPの4位が今季ベスト。決勝では今季初表彰台、今季初優勝を目指します。6番手には鈴木竜生のチームメートのロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)で今季ベストグリッドを獲得しました。決勝では初ポイント獲得に挑みます。

以下、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が10番手、チャビエル・アルティガス(Leopard Racing)が15番手、Q1で4番手になりQ2進出を果たした国井勇輝(Honda Team Asia)が16番手につけました。国井はFP3でタイムを更新できず23番手にダウンしましたが、Q1、Q2でリカバリーを果たしました。決勝では、今季4回目のポイント獲得と前戦カタルニアGPの12位以上となるベストリザルトに挑みます。

初めてザクセンリンクを走るチームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、フリー走行では19番手までポジションを上げて着実にコース攻略を果たしました。しかし、予選Q1ではミスをしてタイムを更新できず23番手グリッドへダウンしましたが、追い上げのレースに挑みます。


Filip Salac
Filip Salac 12
Rivacold Snipers Team
自分にとって、もうひとつの夢がかないました。今日の予選は、昨日のFP2と同じ気温、路面温度で自分がポールポジションを獲得できるとは思ってもみませんでした。FP1のタイムを更新できずリズムも悪かったからです。今日の予選は、とにかく1回目のアタックで全力でいこうと思いました。その後イエローフラッグが出たので、そういう意味では運もよかったと思います。今年はいろんなことが経験できて目標も達成できています。この調子で明日の決勝も戦いたいです

Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
今日の結果はとてもうれしいです。2番グリッドからのスタートなので、大きなチャンスがあります。すばらしい結果でフィニッシュするために、これまで以上にがんばって戦います。そして大事なポイントを獲得したいと思います。すばらしい仕事をしてくれたチームにとても感謝しています

Tatsuki Suzuki
Tatsuki Suzuki 24
SIC58 Squadra Corse
ポールポジションを獲得できませんでしたが、今季3回目のフロントローを獲得できてよかったです。今大会は、フリーでタイヤを温存し、FP3と予選でしっかりタイヤを使うことができました。グリッドで前に並んだ2人は、1回目のアタックでしっかりタイムを出したことがよかったのだと思います。今年は予選の結果を決勝につなげられていないので、明日はしっかり最後まで走ってみんなが喜んでくれるリザルトを残したいです

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
FP3ではいいタイムを出せると思っていたのですが、思うようなタイムを出すことができませんでした。しかし、Q1では、全力で走り、全てが上手く機能して、Q2に進むことができました。タイムも順位も期待した通りのものでした。速く走れたことはうれしいのですが、まだ十分ではありません。厳しいコンディションですが、どうしてFP3でタイムが出せなかったのかしっかり解明したいです。明日もベストを目指して全力を尽くします

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
FP3では、昨日から1.5秒以上、タイムを短縮することができました。しかし、Q1ではミスをしてしまい、タイムを更新できませんでした。もっといけると思っていたので残念です。明日のウォームアップで最終的なセットアップを確認し、レースに挑みたいと思います



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