ジョン・マクフィーと鈴木竜生が1-2発進
2年ぶりの開催となったザクセンリンクでのドイツGPは、Honda NSF250RW勢が好調なスタートを切りました。
トップタイムをマークしたのはジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)で、FP1でマークした1分26秒739で総合で首位をキープしました。終日、青空が広がったザクセンリンク。FP1は26℃でしたが、FP2では32℃まで気温が上昇。タイムを更新するのが難しいセッションとなりました。
2番手には鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)で、FP1で2番手につけ、総合でも2番手をキープ。この日は、FP3と予選に向けてタイヤをセーブしており、土曜日の予選では、今季3回目のポールポジション(PP)獲得が期待されます。今年は予選の好走を結果につなげられず苦戦が続いています。決勝では今季初の表彰台と今季初優勝が期待されます。
FP1で3番手につけたガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が総合4番手と好調をキープ。予選では3戦連続フロントローと2戦連続PPに挑みます。
以下、デニス・フォッジャ(Leopard Racing)が8番手、フィリップ・サラク(Rivacold Snipers Team)が9番手、ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が10番手、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が11番手と続き、トップから1秒差以内につけました。
Honda Team Asiaの国井勇輝は、ルーキーズカップで優勝している相性のいいサーキットですが、初日は18番手でした。しかし、気温が上がりコンディションが厳しくなったFP2では12番手とポジションを上げているだけに、FP3ではダイレクトでのQ2進出を目指します。チームメートのアンディ・ファリド・イズディハールは初めて経験するザクセンリンクの攻略に集中し24番手。2日目のFP3ではダイレクトでのQ2進出を目指します。