Practice
Moto3 2021
Round 8

ジョン・マクフィーと鈴木竜生が1-2発進

de Sachsenring

2年ぶりの開催となったザクセンリンクでのドイツGPは、Honda NSF250RW勢が好調なスタートを切りました。

ジョン・マクフィーと鈴木竜生が1-2発進

トップタイムをマークしたのはジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)で、FP1でマークした1分26秒739で総合で首位をキープしました。終日、青空が広がったザクセンリンク。FP1は26℃でしたが、FP2では32℃まで気温が上昇。タイムを更新するのが難しいセッションとなりました。

2番手には鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)で、FP1で2番手につけ、総合でも2番手をキープ。この日は、FP3と予選に向けてタイヤをセーブしており、土曜日の予選では、今季3回目のポールポジション(PP)獲得が期待されます。今年は予選の好走を結果につなげられず苦戦が続いています。決勝では今季初の表彰台と今季初優勝が期待されます。

FP1で3番手につけたガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が総合4番手と好調をキープ。予選では3戦連続フロントローと2戦連続PPに挑みます。

以下、デニス・フォッジャ(Leopard Racing)が8番手、フィリップ・サラク(Rivacold Snipers Team)が9番手、ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が10番手、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が11番手と続き、トップから1秒差以内につけました。

Honda Team Asiaの国井勇輝は、ルーキーズカップで優勝している相性のいいサーキットですが、初日は18番手でした。しかし、気温が上がりコンディションが厳しくなったFP2では12番手とポジションを上げているだけに、FP3ではダイレクトでのQ2進出を目指します。チームメートのアンディ・ファリド・イズディハールは初めて経験するザクセンリンクの攻略に集中し24番手。2日目のFP3ではダイレクトでのQ2進出を目指します。


John McPhee
John McPhee 17
Petronas Sprinta Racing
今日の進歩には満足しています。FP1はすぐにアタックすることができました。セッションをファステストで終えることができ、レコードタイムとはわずか0.7秒差でした。FP2は最後のラップ以外はずっと中古タイヤを使いました。最終ラップはイエローフラッグが出てしまいました。中古タイヤでとてもいいペースがあり、全体的によかったです。まだいくつか取り組まなければならないことがありますが、FP3は予選へ向けて最高のセットアップを見つけられるように取り組みます。予選、決勝が楽しみです

Tatsuki Suzuki
Tatsuki Suzuki 24
SIC58 Squadra Corse
ザクセンリンクを走るのは2年ぶりですが、初日としては全体的によかったと思います。FP1からレコードタイムの1分26秒台に入れられましたし、調子はいいと思います。FP2は明日のFP3と予選に向けてリアタイヤをセーブ。予選も決勝も使わないだろうソフトで今日は走行していました。過去ザクセンリンクでは、予選が悪く、決勝で追い上げるというパターンが多かったので、今年はしっかりいいグリッドを獲得して決勝に挑みたいです

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
今日は難しい一日でした。単独で上手く走ることができませんでした。なにかが間違っていると思うのですが、それがなんなのかよく分かりません。ほかのライダーの後ろにつけば、上手く走れるしタイムも出ます。しかし、単独になるとそれができませんでした。原因を見つけなくてはなりません。明日はQ2に進出できるように自分のパフォーマンスをしっかり発揮できるようにしたいです

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
初めてザクセンリンクを走りましたが、FP1、FP2ともにいいフィーリングで走ることができました。今日はコースを理解するために多くの周回をこなしました。最後にタイムアタックをしたのですが十分とは言えませんでした。明日もしっかり走って前進していきたいです



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