Moto3クラスは前戦イタリアGPで予選3番手から今季初表彰台の3位になったガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が好調をキープし、今季初ポールポジションを獲得しました。これが通算6回目のPP獲得となったロドリゴは、念願の初優勝を目指します。
チームメートのジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が2番手。今季4回目のトップ3につけましたが、グリッド降格のペナルティーがあるため今大会はフロントローからのスタートが3回目となります。今大会はチームメートのロドリゴとスリップをうまく使い合うというチームワークで見事、1-2を決めました。決勝でも1-2を目指します。
フランスGPで4位、イタリアGPでは9位と調子を上げてきたジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が6番手。マクフィーのチームメートであるダリン・ビンダーが7番手、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が8番手と、実力あるHonda勢が上位につけており、決勝の走りに注目されます。
フランスGPのケガから2戦ぶりの復帰戦となった國井勇輝(Honda Team Asia)は、大接戦のフリー走行で20番手となり、Q1からの予選では6番手。わずかの差でQ2進出を果たせず20番グリッドが確定。アンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、思うようにタイムが伸びず26番手。今大会Honda Team Asiaからワイルドカードで出場の松山拓磨は27番手。3選手ともに後方からの追い上げに挑みます。