デニス・フォッジャが連勝を狙う。Honda Team Asiaの國井勇輝が2戦ぶり復帰
Moto3クラスは6戦を終えてペドロ・アコスタ(KTM)が111点で大きなリードを築いていますが、2位以下は大接戦となっています。その中でHonda勢は、ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が総合2位の選手と12点差の47点で総合6位につけています。シーズン序盤は2戦連続で表彰台に立ちましたが、ヨーロッパラウンドに入ってからは苦戦が続いています。前戦イタリアGPで5位になり、今大会は今季3度目の表彰台を目指します。
第5戦フランスGPを終えて総合3位につけていたアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が前戦イタリアGPで転倒リタイアに終わり、47点で総合7位へとポジションを落としました。今大会は再び表彰台を目指します。
前戦イタリアGPではホームGPで好調な走りをみせたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が今季初優勝を達成。今季2回目の表彰台に立ち45点で総合9位に浮上しました。今週は2連勝を目指します。前戦イタリアGPで今季初表彰台獲得の3位になったガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が41点で総合10位。今大会はホームGPとなるだけに今季初優勝に挑みます。フィリップ・サラク(Rivacold Snipers Team)が41点で総合11位につけています。
第5戦フランスGPの予選で左鎖骨を骨折し、欠場していた國井勇輝(Honda Team Asia)が今大会復帰します。フランスGPの決勝、そして第6戦イタリアGPに出場できなかった國井は欠場した2戦分をばん回する意気込みです。
第5戦フランスGPで15位になり今季初ポイント獲得のアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、前戦イタリアGPでは21位に終わり、ポイント獲得を果たせませんでした。今大会はチームの本拠地でのレースとなるだけに、今季2回目のポイント獲得とベストリザルトを目指します。
前戦イタリアGPに國井勇輝の代役として出場の松山拓磨(Honda Team Asia)が今大会はワイルドカードで出場します。第5戦フランスGPは、ワイルドカードで初出場を果たし転倒リタイア。前戦イタリアGPは代役出場で22位。今大会が3戦連続での出場となりますが、ベストリザルトを目指します。