ロドリゴ、ビンダーでHonda NSF250RWが1-2タイムをマーク
Moto3クラスは、前戦イタリアGPで3位になり、今季初表彰台を獲得したガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が好調な走りを見せ、総合首位で初日を終えました。ロドリゴが総合首位で初日を終えるのは、ポルトガルGP、スペイン、フランスGPに続き、これで4回目。予選では2戦連続フロントローと今季初のポールポジション(PP)を目指します。
続いて、ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が、わずか0.078秒差の2番手と好発進しました。カタールの2連戦では連続表彰台に立ち、好調なスタートを切りましたが、ヨーロッパラウンドに入ってからは不運のレースが続き、ポルトガル、スペイン、フランスとノーポイントでした。前戦イタリアでは優勝争いのグループに加わり5位と復調しました。昨年の大会では優勝しています。今年は2年連続の優勝を目指します。
6番手にはジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)で、今季4回目のトップ3を目指します。8番手にはアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)で今季3回目のPPと今季2回目の表彰台獲得が期待されます。9番手の鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、今季2回PPを獲得していますが、なかなか結果につなげられないレースが続いています。今大会は今季初表彰台、初優勝を目指します。
フランスGPの予選で転倒し左鎖骨を骨折し、フランスGPの決勝、そして前戦イタリアGPを欠場した国井勇輝(Honda Team Asia)が今大会から復帰して初日20番手、チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は23番手、Honda Team Asiaからワイルドカードで出場の松山拓磨は25番手でした。