ドライコンディションのFP2でガブリエル・ロドリゴがトップタイム
Moto3クラスはFP1がウエット、FP2がドライコンディションとなり、ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)がトップタイムをマークしました。前戦スペインGPも初日トップと好調なスタートを切って予選は4番手。今大会は今季初のフロントロー獲得に挑みます。
2番手にはダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)で、ウエットコンディションだったFP1は慎重に周回して15番手でしたが、ドライコンディションとなったFP2では一気にタイムを上げて上位に浮上しました。今大会は、開幕戦カタールGP以来のポールポジション獲得の期待が膨らみます。
4戦を終えて総合3位につけるアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が6番手でした。ウエットコンディションのFP1では9番手、ドライコンディションのFP2では6番手と、ウエット&ドライで安定した走りでした。予選では3戦連続フロントローと今季2回目のポールポジション獲得を目指します。
以下、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が12番手、フィリップ・サラク(Rivacold Snipers Team)が16番手で、ここまでがトップから1秒差でした。
ウエットコンディションとなったFP1で14番手につけた國井勇輝(Honda Team Asia)は、ドライコンディションで思うようにタイムを伸ばせず23番手、今大会ワイルドカードでHonda Team Asiaから出場の松山拓磨はFP1で転倒しましたが、FP2では着実にコース攻略を進めて26番手。初めて経験するサーキット、加えて難しいコンディションの中でトップから1.882秒差と上々のスタートとなりました。
FP1で6番手と好調なスタートを切ったアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)はFP2で転倒を喫し28番手へとポジションを大きく下げました。Honda Team Asiaの3選手は、2日目のFP3、そして予選でタイム短縮とポジションアップに挑みます。