Race
Moto3 2021
Round 3
フォッジャが2位で今季初の表彰台、國井は惜しくもポイントを逃す
Autódromo Internacional do Algarve
Moto3クラス決勝は、今大会もトップグループが9台まで膨れ上がり、最終ラップまで激しい戦いとなりました。その中で予選2番手と今大会好調な走りを見せたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が2位でフィニッシュ。予選でポールポジションを獲得したアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が3位と、フロントローに並んだ両選手が表彰台に立ちました。フォッジャはポルトガルGPで2年連続2位。ミニョは一昨年の最終戦バレンシアGP以来の表彰台となりました。
5位にはガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)。フィリップ・サラク(Rivacold Snipers Team)が13位、予選3番手もピットスタートのペナルティーとなったジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が14位まで追い上げました。
今大会も優勝争いが期待されたダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)は、予選8番手でしたが、ピットスタートのペナルティーとなり、追い上げたものの20位に終わりました。
以下、2戦連続ポイント獲得に挑んだ國井勇輝(Honda Team Asia)は16位。初ポイント獲得が期待されたアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は18位。予選13番手から中盤までトップグループに加わった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は転倒リタイアでした。
今大会、Honda勢は予選で好走を見せ、2人の選手が表彰台に立ちましたが、3戦を終えてまだ優勝がありません。次戦スペインGPでは、今季初優勝を目指します。