その中でHonda勢は、Petronas Sprinta Racingのダリン・ビンダーが、カタールGPで3位、ドーハGPで2位と2戦連続表彰台を獲得して総合2位。16年にタイトルを獲得した兄のブラッド・ビンダーに続く兄弟チャンピオンを目指します。
総合7位にはガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)。開幕戦カタールGPは5位。第2戦ドーハGPでは今季初表彰台を目指しましたが大混戦の中で13位に終わり、今大会はその雪辱に挑みます。総合8位にはアンドレア・ミーニョ(Rivacold Snipers Team)で、開幕戦カタールGPはノーポイントでしたが、ドーハGPでは4位でフィニッシュ。今大会は今季初表彰台に挑みます。
総合10位は鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)で、カタールの2連戦で8位&12位。開幕前に新型コロナウイルスに感染し、公式テストに参加しない状態で開幕を迎えましたが、念願のタイトル獲得に向けて着実にポイントを獲得しました。
Honda Team Asiaで2年目のシーズンを迎える國井勇輝が、第2戦ドーハGPで15位に入り初ポイントを獲得しました。これまでなかなかポイントを獲得できませんでしたが、これをきっかけに大きなステップが期待されます。
チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、開幕の2連戦、21&22位とポイント獲得圏内のグループで戦いますが、ポイント獲得にあと一歩及びませんでした。今大会は國井に続いて初のポイント獲得を目指します。