Race
Moto3 2021
Round 2
ダリン・ビンダーが2戦連続の表彰台を獲得。 國井勇輝は初ポイントをゲット
Losail International Circuit
フリー走行でトップから1秒差に23台の大激戦となっているMoto3クラスは、決勝でも厳しい戦いとなりました。スタートからゴールまで20台前後に膨れあがったトップグループは、スリップストリームを使い合いながら目まぐるしくポジションを入れ替えます。まさに、誰が勝つか分からないレースとなり、開幕戦カタールGPで3位になったダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が2戦連続表彰台に立ちました。
表彰台には立てませんでしたが、前戦カタールGPで転倒リタイアに終わっているアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が僅差の4位。予選5番手も、他者のペナルティーで4番グリッドから決勝に挑むことになった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、序盤トップにつけますが、その後、次第にペースを落とし12位でした。
ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が13位。Honda Team Asiaの國井勇輝が15位で初ポイントを獲得しました。開幕戦カタールGPからセットアップを進めてきた成果をやっと発揮。優勝した選手から国井までが2.260秒差という大接戦に加わり、大きな成長を感じさせました。次戦ポルトガルGPではさらに上位を目指します。
チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は22位。ポイントを獲得することができませんでした。