ダリン・ビンダーがトップ、ガブリエル・ロドリゴが3番手タイムをマーク
開幕戦カタールGPで大接戦となったMoto3クラスは、連戦となったドーハGPも厳しい戦いとなっています。トップタイムをマークしたのは、開幕戦カタールGPでPPを獲得、決勝で3位になったダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)で、今大会は2戦連続PPと今季初優勝を目指します。
3番手にはガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が入り、ビンダーとの差はわずか0.112秒。ロドリゴは、元々速さに定評のある選手ですが、ここ数年は決勝でも安定した走りを見せるようになりました。今大会は表彰台獲得と初優勝が期待されます。
4番手はクラス最年長でチャンピオン候補のひとり、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)。前戦カタールGPは転倒リタイアに終わっていますが、今大会はその雪辱に挑みます。
5番手は、開幕前に新型コロナウイルスに感染し、開幕戦カタールGPの初日のフリー走行で復帰を果たした鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)で、今大会は体調も回復し、好調な走りをみせています。昨年の大会はPPを獲得して決勝5位。体調が戻ったことで、今大会はPP争いと今季初表彰台初優勝が期待されます。
8番手はジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)で、前戦カタールGPは転倒リタイア。今大会はその雪辱に挑みます。15番手にはデニス・フォッジア(Leopard Racing)。18番手は、2年目のシーズンを迎える國井勇輝(Honda Team Asia)で、今大会は初ポイント獲得に挑みます。以下、22位までが、トップのビンダーから1秒差という大接戦。土曜日の予選が注目されます。