Qualifying
Moto3 2021
Round 1
ダリン・ビンダーがポールポジション。NSF250RWが上位を占める
Losail International Circuit
Moto3クラスも厳しい暑さのためにほとんどの選手がFP3でタイムを更新できず、ほぼ初日の順位でフリー走行の総合順位が確定しました。初日はトップから1秒差に23台という厳しい接戦。その厳しい戦いの中で初日15番手、今季Honda NSF250RWに乗り換えたばかりのダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が自身2度目のポールポジションを獲得しました。決勝では通算2勝目が期待されます。
チームメートのジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が3番手。ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が4番手と、ともにトップのビンダーに肉薄するタイム。7番手にはガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)と続きました。
以下、デニス・フォッジャ(Leopard Racing)が13番手、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が17番手、Moto3クラス2年目のシーズンを迎える国井勇輝(Honda Team Asia)は、セットアップを詰めきれず20番手でした。決勝では初ポイント獲得を目指し、追い上げのレースに挑みます。
チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は26番手。新型コロナウイルス感染の影響で、開幕初日に復帰した鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、FP1から着実にタイムを短縮してFP3では21番手までポジションを上げましたが、体調が万全ではなくQ1をキャンセル。そのため最後尾の28番グリッドが確定しました。決勝では追い上げのレースに挑みます。