ビンダーは、これまでも積極的に前に出る選手ですが、風の強い中、それは変わりませんでした。ビンダーは今季のチャンピオン候補のひとり。連戦となる第2戦ドーハGPではHondaマシンでの初優勝に挑みます。 ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が5位。以下、7位までが優勝したハウメ・マシア(KTM)から0.965秒という厳しい戦いでした。 トップ集団からはじりじりと引き離された第2グループの中から抜け出した鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が8位でフィニッシュしました。鈴木は3月上旬に陽性判定が出てイタリアの自宅で隔離生活を行っていましが、開幕直前に陰性になり出場が可能になりました。フリー走行初日にぶっつけ本番で走るという大会でしたが、猛暑となった土曜日は、さすがに体力的に厳しくなり、予選をキャンセルしたことで最後尾28番手から追い上げるレースでした。序盤の2戦を失うことも覚悟していただけにこの日の8位は貴重なポイントとなりました。 Honda Team Asiaで2年目のシーズンを迎える國井勇輝は、序盤に転倒者が続いたことから自分の走りがなかなかできず16位でフィニッシュしました。昨年からポイント獲得までがあと一歩のレースが続いています。連戦となる第2戦ドーハGPでは、ポイント獲得とトップ10入りを目指します。 チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(IDEMITSU Honda Team Asia)は、Moto2からMoto3への乗り換えがうまくいかず21位でした。連戦となる第2戦ドーハGPでは、國井とともに上位につける意気込みです。
Darryn Binder
40
Petronas Sprinta Racing 思っていたより風が強く難しいレースでした。前に出るたびに、誰かパスをしてくれないかと考えていました。なぜならレースをリードしているときのメインストレートはクレイジーだったからです。2番手か3番手なら、最終コーナーでとてもいい流れをつかめたと思います。僕は最終コーナーでバランスを崩し、風を受けてかなり遅くなりました。それでも開幕戦で表彰台に上がれてよかったです。チームとHondaにとって、すばらしい最初の週末になりました。非常にうれしいです。チームにとても感謝しています。
思っていたより風が強く難しいレースでした。前に出るたびに、誰かパスをしてくれないかと考えていました。なぜならレースをリードしているときのメインストレートはクレイジーだったからです。2番手か3番手なら、最終コーナーでとてもいい流れをつかめたと思います。僕は最終コーナーでバランスを崩し、風を受けてかなり遅くなりました。それでも開幕戦で表彰台に上がれてよかったです。チームとHondaにとって、すばらしい最初の週末になりました。非常にうれしいです。チームにとても感謝しています。
Gabriel Rodrigo
2
Indonesian Racing Gresini Moto3 いいスタートになりました。メンタル的に強くなりました。少しミスをしてしまい、マシアと衝突してしまいました。でも再び追い上げました。最終ラップはいろいろ複雑でした。だれも最終コーナーをトップで通過したくないと思っていました。僕は決断が少し遅れてしまいました。アントネッリ(KTM)がプッシュしはじめたとき、僕は高いギアで、エンジンが十分プッシュできる状態ではありませんでした。優勝できるポテンシャルはありました。来週もう一度チャレンジします。
いいスタートになりました。メンタル的に強くなりました。少しミスをしてしまい、マシアと衝突してしまいました。でも再び追い上げました。最終ラップはいろいろ複雑でした。だれも最終コーナーをトップで通過したくないと思っていました。僕は決断が少し遅れてしまいました。アントネッリ(KTM)がプッシュしはじめたとき、僕は高いギアで、エンジンが十分プッシュできる状態ではありませんでした。優勝できるポテンシャルはありました。来週もう一度チャレンジします。
Tatsuki Suzuki
24
SIC58 Squadra Corse 厳しい週末でした。ウイルスに感染し、プレシーズンテストを逃してしまいました。息をするのが少しつらいので、この結果で満足しなければなりません。来週末はもっと強くなれると思うので楽しみです。
厳しい週末でした。ウイルスに感染し、プレシーズンテストを逃してしまいました。息をするのが少しつらいので、この結果で満足しなければなりません。来週末はもっと強くなれると思うので楽しみです。
Yuki Kunii
92
Honda Team Asia たくさんの転倒がありました。自分のペースで走れない難しいコースコンディションだったので、レースはとてもタフなものでした。最初のラップで、先頭グループに離され、近づけるようにとトライしましたが、自分のペースでは十分ではありませんでした。最後までベストを尽くして戦ったのですが、残念ながらポイントを獲得することはできませんでした。今日、犯したミスからまた学ばなくてはなりません。
たくさんの転倒がありました。自分のペースで走れない難しいコースコンディションだったので、レースはとてもタフなものでした。最初のラップで、先頭グループに離され、近づけるようにとトライしましたが、自分のペースでは十分ではありませんでした。最後までベストを尽くして戦ったのですが、残念ながらポイントを獲得することはできませんでした。今日、犯したミスからまた学ばなくてはなりません。
Andi Farid Izdihar
19
Honda Team Asia スタートは悪くなく、自分のいたグループの中で、まずはポジションをキープしました。次第にいいフィーリングを得ることができたのですが、目の前で他のライダーが転倒し、それを避けたことでグループから離れてしまいました。何とか追いつこうとしたのですが、このコースを単独で走り、いいペースを維持することは難しいことでした。そこからは、このレースをしっかり走り切ることに全力を尽くしました。初めての経験するMoto3のレースで得た経験を、来週、活かせればと思います。
スタートは悪くなく、自分のいたグループの中で、まずはポジションをキープしました。次第にいいフィーリングを得ることができたのですが、目の前で他のライダーが転倒し、それを避けたことでグループから離れてしまいました。何とか追いつこうとしたのですが、このコースを単独で走り、いいペースを維持することは難しいことでした。そこからは、このレースをしっかり走り切ることに全力を尽くしました。初めての経験するMoto3のレースで得た経験を、来週、活かせればと思います。