開幕戦でハウメ・マシアが5位フィニッシュ
Moto3クラスは、トップグループが11台という大集団の戦いとなり、Honda勢は、ハウメ・マシア(Leopard Racing)が5位でフィニッシュしました。優勝した選手からマシアまでのタイム差は、わずか0.233秒。誰が勝つかわからないレースでした。マシアは、今季、Hondaチームに移籍して初のレース。これからの活躍が期待されます。
Hondaの育成ライダーで、今季、SIC58から出場している鳥羽海渡が、トップグループに加わり11位でフィニッシュしました。今年のウインターテストでは、随所で速い走りを見せています。19年まで所属したHonda Team Asiaでは、19年のカタールGPで優勝しています。今年は、19年以来の優勝が期待されます。
トップグループを追撃する形のセカンドグループに加わった鈴木竜生(Leopard Racing)が14位、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が15位でフィニッシュし、ともにポイントを獲得しました。
予選22番手から決勝に挑んだマリオ・アジ(Honda Team Asia)が18位でフィニッシュしました。ウインターテストは転倒も多く、ケガのために厳しい走りを強いられましたが、開幕に向けて調子を上げてきました。今大会はポイントを獲得できませんでしたが、今年の飛躍が期待されます。
チームメートの古里太陽(Honda Team Asia)は、予選Q1の転倒で26番手と厳しいグリッドから決勝に挑み、20位でした。後方グリッドからのレースとなった古里は、序盤、混戦の中で転倒者が出たことで遅れましたが、粘り強い走りで追い上げました。ポイント獲得は果たせませんでしたが、アジとともに今季の飛躍に注目です。
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