デニス・フォッジャが4位でフィニッシュ
Moto3クラスは、予選7番手から決勝に挑んだデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が4位でフィニッシュし、総合3位でシーズンを終えました。今大会は、イサン・グエバラとセルジオ・ガルシア(ともにガスガス)の両選手とデニス・オンジュ(KTM)が抜け出し、4位以下に大きなリードを築き、し烈な優勝争いを繰り広げました。
その後方では、10台によるし烈な4位争いとなり、序盤、グループの後方にいたフォッジャが、終盤、すばらしい追い上げを見せ、グループトップの4位でフィニッシュしました。総合2位のガルシアには先行されましたが、フォッジャと6点差だった総合4位の佐々木歩夢(ハスクバーナ)を抑えてフィニッシュし、総合3位をキープしました。
以下、予選8番手から決勝に挑んだ鈴木竜生(Leopard Racing)が14位、予選25番手から追い上げたアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が15位でフィニッシュ。それぞれポイントを獲得しました。
以下、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が20位、ジョシュア・ワトレー(Vision Track Racing Team)が26位、28番手から決勝に挑んだマリオ・アジ(Honda Team Asia)が27位でした。
今大会、アジは、腕上がりの問題を抱えて厳しい走りを強いられました。来年に向けて、問題解決に挑みます。そして、アルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team)が29位でフィニッシュしました。
予選29番手から23番手まで追い上げた古里太陽(Honda Team Asia)は、15周目の8コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わりました。結果は残せませんでしたが、サードグループまで追い上げたペースは、今年の成長ぶりを感じさせるものでした。
アジは総合26位、古里太陽は総合27位でした。ともに、Honda Team Asiaから今季初めてMoto3クラスに挑戦したルーキーですが、来季の活躍を期待させる一年でした。