Race
Moto3 2022
Round 20

デニス・フォッジャが4位でフィニッシュ

es Circuit Ricardo Tormo

Moto3クラスは、予選7番手から決勝に挑んだデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が4位でフィニッシュし、総合3位でシーズンを終えました。今大会は、イサン・グエバラとセルジオ・ガルシア(ともにガスガス)の両選手とデニス・オンジュ(KTM)が抜け出し、4位以下に大きなリードを築き、し烈な優勝争いを繰り広げました。

デニス・フォッジャが4位でフィニッシュ

その後方では、10台によるし烈な4位争いとなり、序盤、グループの後方にいたフォッジャが、終盤、すばらしい追い上げを見せ、グループトップの4位でフィニッシュしました。総合2位のガルシアには先行されましたが、フォッジャと6点差だった総合4位の佐々木歩夢(ハスクバーナ)を抑えてフィニッシュし、総合3位をキープしました。

以下、予選8番手から決勝に挑んだ鈴木竜生(Leopard Racing)が14位、予選25番手から追い上げたアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が15位でフィニッシュ。それぞれポイントを獲得しました。

以下、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が20位、ジョシュア・ワトレー(Vision Track Racing Team)が26位、28番手から決勝に挑んだマリオ・アジ(Honda Team Asia)が27位でした。

今大会、アジは、腕上がりの問題を抱えて厳しい走りを強いられました。来年に向けて、問題解決に挑みます。そして、アルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team)が29位でフィニッシュしました。

予選29番手から23番手まで追い上げた古里太陽(Honda Team Asia)は、15周目の8コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わりました。結果は残せませんでしたが、サードグループまで追い上げたペースは、今年の成長ぶりを感じさせるものでした。

アジは総合26位、古里太陽は総合27位でした。ともに、Honda Team Asiaから今季初めてMoto3クラスに挑戦したルーキーですが、来季の活躍を期待させる一年でした。


Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
今日の結果はよくありませんでしたが、今シーズン、僕たちが成し遂げたこと、そして僕が学んだことを誇りに思います。シーズン中に成長することもできました。楽しいシーズンでした。今日は、9周目以降、腕上がりに苦しみました。先行グループに追いつくペースはあったと思いますが、自分の走りができませんでした。シーズンはこれで終わりですが、これからは来年のことを考えたいと思います

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
フリー、予選と厳しい走りでしたが、今日はもう少しいい結果を残せると思っていました。レースでは鈴木竜生選手が率いるグループにについて行くことができました。周回を重ねるごとに順位を上げていたのですが、突然、クラッシュしてしまいました。オーストラリア、マレーシアと転倒していたので、ここでは完走するつもりでした。残念な結果となってしまいましたが、今年はいろいろ学ぶことができました。チームのスタッフのこれまでのサポートに感謝したいです



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