Qualifying
Moto3 2022
Round 17

デニス・フォッジャが今季3回目のポールポジション獲得

th Chang International Circuit

台風接近の影響で初日のFP1とFP2が不安定なコンディションで行われたMoto3クラスでしたが、2日目のFP3と予選はドライコンディションで行われました。

デニス・フォッジャが今季3回目のポールポジション獲得

一気にペースが上がったFP3では、初日9番手だったデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が1分42秒084をマークして首位に浮上。自身が18年の大会でマークした1分42秒963のレースベストタイムをブレイクするすばらしい走りでした。そして迎えた予選では、1分42秒077とさらにタイムを更新し、今季3回目のPPを獲得しました。 

前戦日本GPでは2位になり今季7回目の表彰台を獲得しました。タイGPでは、18年大会3位、19年大会は5位。今大会は、タイGP初制覇と今季4勝目に挑みます。 

リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が7番手。古里太陽(Honda Team Asia)が今季3回目のQ2進出を果たし、今季ベストの13番グリッドを獲得しました。 

初日26番手だった古里は、この日のFP3で22番手へ。Q1ではセッション開始直後から積極的にタイムアタックして、3番手でQ2進出を果たしました。そしてQ2でもセッション序盤にアタックし、そのタイムで13番グリッドを獲得しました。 

レースをこなすごとにポテンシャルを発揮している古里は、前戦日本GPでは14位で初ポイント獲得を果たしています。今大会は2戦連続ポイント獲得とベストリザルト獲得に挑みます。 

以下、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が14番手、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が15番手、初日2番手と好調なスタートを切った鈴木竜生(Leopard Racing)は、予選で転倒を喫しQ2最後尾の18番手でした。 

ルーキーのスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が22位、ヴィンセント・ペレス(Rivacold Snipers Team)が26番手、ジョシュア・ワトレー(VisionTrack Racing Team)が27番手、Honda Team Asiaのマリオ・アジは、予選で思うようにアタックができず、29番手でした。決勝では追い上げのレースに挑みます。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。このサーキットは好きですし、いいフィーリングがありました。明日はすばらしい仕事をしたいと思います。準備はできています 

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
昨日はうまくマシンのフィーリングをつかむことができませんでした。今日は、マシンのセッティングを変更し、その結果、マシンに自信を持てるようになりました。Q1ではいくつかのミスを犯しましたが、Q2進出を果たすことができました。ベストタイムは単独走行で出したもので手応えがありました。明日のレースが楽しみです 

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
Q1は、大きなグループについていって、うまくスリップストリームを利用するつもりでした。しかし、最終コーナーで皆がペースを落としてしまったために、それからは仕方なく単独で走ることにしました。周回を重ねるごとに、単独走行の走りがよくなったことは、大きな収穫になりました。29位というのは望んでいた結果ではありませんが、明日どのようになるか見てみたいと思います。ウォームアップでは、少しセッティングを変更して、自分のライディングスタイルも調整するつもりです。明日に向けて戦う準備は整っています 


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