Race
Moto3 2022
Round 5

ミニョ、フォッジアがトップ10入りを果たす

pt Autódromo Internacional do Algarve

ポルトガルGPは、Honda勢にとって厳しいレースとなり、総合3位につけるアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が予選11番手から7位でフィニッシュ。総合首位にいたデニス・フォッジア(Leopard Racing)は、予選12番手から8位に終わりました。この結果、フォッジアは総合首位から総合2位へ。ミニョも総合3位から4位へと一つポジションを落としました。

ミニョ、フォッジアがトップ10入りを果たす

以下、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が11位、鈴木竜生(Leopard Racing)が12位、スコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が13位。初フロントローを獲得したロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)は14位でした。

不安定な天候となったポルトガルGPですが、Honda勢は、今大会低迷した原因をしっかり追求し、連戦となる第6戦スペインGPに挑みます。

ルーキーながら今季2回目のフロントロー2番手を獲得したマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、ドライコンディションとなった決勝では16位でした。ドライコンディションでは経験の差がはっきりと出るために今大会も表彰台争いに加わることができませんでしたが、速さがあることは証明しているだけに、次戦スペインGPの走りに期待されます。

同じく、ルーキーの古里太陽(Honda Team Asia)は、最後尾30番グリッドからスタートして25位でした。今大会、古里は、ウエットコンディションとなったFP2とFP3で転倒、予選Q1でも転倒と初めてのサーキットで周回数を稼ぐことができませんでした。加えて、決勝日がドライコンディションになったことで一段と厳しいレースとなりました。しかし、最後尾30番グリッドから25位でフィニッシュするがんばりを見せました。連戦となる次戦スペインGPは、第3戦アルゼンチンGPでデビューして以来、初めて走った経験があるサーキットになります。アルゼンチン、アメリカ、ポルトガルで経験したきたことをヘレスで活かす意気込みです。


Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
厳しい結果に終わりましたが、今大会は多くのことを学ぶことができました。喜べる順位ではありませんが、全体的には満足しています。決勝序盤はフロントグループにいました。フロントの選手たちと戦うのは初めてでした。レース後半はコーナーでプッシュしすぎたために、リアタイヤが消耗してペースをあげられませんでした。こうした課題を解消するためにさらに経験を積んでいきます。そうすればトップグループで戦えるようになるはずです。時間が必要ですががんばります

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
レースウイークを通して、不安定な天候と難しいコンディションとなりました。結果にはつながりませんでしたが、いろいろ経験することができました。今朝のウォームアップで初めてドライコンディションのポルティマオを走りましたが、わずか数周だったので、決勝でペースをつかむのはなかなか難しかったです。最後尾から何台か抜くことはできましたが、ポイント獲得が目標だったので、まだまだがんばらないといけません。次のヘレスは、初めて経験したサーキットになるので全力を尽くします


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