ミニョ、フォッジアがトップ10入りを果たす
ポルトガルGPは、Honda勢にとって厳しいレースとなり、総合3位につけるアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が予選11番手から7位でフィニッシュ。総合首位にいたデニス・フォッジア(Leopard Racing)は、予選12番手から8位に終わりました。この結果、フォッジアは総合首位から総合2位へ。ミニョも総合3位から4位へと一つポジションを落としました。
以下、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が11位、鈴木竜生(Leopard Racing)が12位、スコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が13位。初フロントローを獲得したロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)は14位でした。
不安定な天候となったポルトガルGPですが、Honda勢は、今大会低迷した原因をしっかり追求し、連戦となる第6戦スペインGPに挑みます。
ルーキーながら今季2回目のフロントロー2番手を獲得したマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、ドライコンディションとなった決勝では16位でした。ドライコンディションでは経験の差がはっきりと出るために今大会も表彰台争いに加わることができませんでしたが、速さがあることは証明しているだけに、次戦スペインGPの走りに期待されます。
同じく、ルーキーの古里太陽(Honda Team Asia)は、最後尾30番グリッドからスタートして25位でした。今大会、古里は、ウエットコンディションとなったFP2とFP3で転倒、予選Q1でも転倒と初めてのサーキットで周回数を稼ぐことができませんでした。加えて、決勝日がドライコンディションになったことで一段と厳しいレースとなりました。しかし、最後尾30番グリッドから25位でフィニッシュするがんばりを見せました。連戦となる次戦スペインGPは、第3戦アルゼンチンGPでデビューして以来、初めて走った経験があるサーキットになります。アルゼンチン、アメリカ、ポルトガルで経験したきたことをヘレスで活かす意気込みです。