Race
Moto3 2022
Round 4

デニス・フォッジャが今シーズン3回目の表彰台を獲得しランキングトップ

us Circuit Of The Americas

Moto3クラスは、トップグループ7台の優勝争いとなり、デニス・フォッジャ(Leopard Racing)が2位、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が3位と、予選でPPを獲得したミニョと予選2番手のフォッジャが決勝でも好調な走りを見せました。この結果、フォッジャが総合2位から総合首位へ、ミニョが総合6位から3位へとそれぞれランキングを上げました。

デニス・フォッジャが今シーズン3回目の表彰台を獲得しランキングトップ

2位になったフォッジャは、今大会、ブレーキングに苦しんだことで確実に表彰台に立つ戦いをしました。それが功を奏し、念願のタイトル獲得に向けて、一歩前進しました。今季2回目のPPを獲得したミニョも、インドネシア、アルゼンチンと不運の転倒が続きましたが、開幕戦カタールGPの優勝に続く2回目の表彰台獲得で大きな自信を獲得しました。

以下、Honda勢は、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が9位、鈴木竜生(Leopard Racing)が10位、スコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が12位、ロレンツォ・フェロン(SIC58 Squadra Corse)が15位になり、それぞれポイントを獲得しました。

ルーキーで今大会が2戦目となる古里太陽(Honda Team Asia)は、予選25番手(24番グリッド)から16位でフィニッシュしました。前戦アルゼンチンGP、そしてアメリカズGPと、まだ完治していない右足の痛みを堪えながらセッションをこなす毎にタイムを短縮、決勝レースではオープニングラップ24番手から16位までポジションを上げました。

チームメートのマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、予選29番手(28番グリッド)という厳しいグリッドからのレースとなりましたが、古里太陽同様、粘り強い走りで、21位でフィニッシュしました。初めて経験するサーキットに苦戦し、予選ではセッション序盤に転倒するという悔しい経験をしました。その悔しさを次戦ポルトガルGPで果たす意気込みです。


Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
すばらしいコースで行われたすばらしいレースでした。しかし、とても難しいレースでした。今大会、他のライダーたちのようなハードブレーキングができなかったので、トップグループで戦い、このアメリカラウンドを終えたときにランキングトップになることを目標にしました。それを達成できて本当にうれしいです。家族、友人、チームに感謝します

Andrea Migno
Andrea Migno 16
Rivacold Snipers Team
優勝できなかったことは少し残念ですが、このレースをとても楽しむことができました。最終ラップまで全力で戦い、最後の二つのコーナーでオーバーテイクを試みましたが、抜くことはできませんでした。優勝したマシアとのバトルは、とても楽しかったです。集団でのバトルも楽しめたし、表彰台も獲得することができました。ヨーロッパラウンドを前にいいレースができました

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
今日はフィーリングはよくなかったのですが、最後までいいラップタイムをキープすることができました。トップライダーたちにも少し近づけたので、悪くはなかったと思います。ポイント獲得まであと少しでしたが、前を走っていたライダーが何台も転倒したためで、ポイント獲得の走りにはほど遠いです。今回も初めてのサーキットだったので、コースになれるまでがたいへんでしたが、いろんなことを学ぶことができました。次も初めて走るサーキットなので、初日からしっかり走りたいです

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
厳しいレースでした。しかし、いろいろ学ぶことができたし、成果のあるレースでした。今大会は、セッションをこなす毎にマシンに自信が持てました。コーナーの立ち上がりとストレートでタイムをロスしていますが、フィーリングはとてもよかったです。前のライダーについて行くためにはまだまだやらなければならないことがたくさんあります。予選では運がなく、後方からのスタートとなりましたが、それだけにいろいろ経験することもできました。次のポルティマオとヘレスは、今回よりもいいレースができると思います



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