Qualifying
Moto3 2022
Round 4

Honda勢によるPP争い。制したのはアンドレア・ミニョ

us Circuit Of The Americas

連続する中高速コーナーをロングストレートで結ぶサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のアタック合戦は、手に汗を握る接戦となりました。ポールポジション(PP)争いを繰り広げたのは2人のHonda勢で、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が今季初のPPを獲得し、2番手にデニス・フォッジャ(Leopard Racing)という結果でした。PP争いを繰り広げた2人のタイム差はわずか0.067秒でした。

Honda勢によるPP争い。制したのはアンドレア・ミニョ

PPを獲得したミニョは、開幕戦カタールGPで優勝。その後、インドネシアGPとアルゼンチンGPは転倒リタイアに終わっていますが、今大会は今季2勝目と今季2回目の表彰台が期待されます。

開幕戦カタールGPでは最後列グリッドからスタートし、2度のロングラップペナルティーという厳しい状況で7位というすばらしいレースを見せたフォッジャは、第2戦インドネシアGPで優勝、第3戦アルゼンチンGPで2位になり、現在4点差で総合2位につけています。今大会は、今季初のフロントロー獲得となり、ミニョともども、今季2勝目が期待されます。

以下、Honda勢は、スコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)が12番手、鈴木竜生(Leopard Racing)が16番手、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が17番手でした。

今大会がデビュー2戦目となる古里太陽(Honda Team Asia)は、初めて経験するサーキットで確実にタイムを上げて25番手、チームメートで同じくルーキーのマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、予選Q1で転倒を喫し、最後尾29番手でした。ともに初めて経験するサーキット。決勝では、ポイント獲得を目指します。


Andrea Migno
Andrea Migno 16
Rivacold Snipers Team
ここはいいグリッドからスタートするのが大事なので、ポールポジションを獲得できてうれしいです。Moto3クラスは、いつも大きな集団になるので、序盤から集団の先頭に立つようにしたいです。今週はベースのセッティングがよくて、いいペースで走ることができました。デニス(フォッジャ)はもちろん、他にも速いライダーがたくさんいるのでいいスタートを切って、できるだけ小さな集団にしたいです

Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
ポールポジションを狙っていましたが、2番手でも最高です。今回はチェッカーを受けた後にガス欠になってしまい止まってしまいました。フロントローに並んだと言っても、決勝は全く違う戦いが待ち受けています。多くのライダーとバトルになると思います。チームはすばらしい仕事をしてくれました。マシンの状態もいいです。あとはそれをいい結果につなげるだけ。集中しなければなりません

Taiyo Furusato
Taiyo Furusato 72
Honda Team Asia
予選では集団についていこうとがんばりましたが、初めての経験だったので、どうすればいいのか分かりませんでした。そのため、いいラップタイムを出すのがとても難しかったです。グリッドはあまりよくはありませんが、とてもいい経験になりました。僕のレースペースはそれほど速くないので、レースでは速いライダーについていって、できる限り多くのことを学びたいと思います

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
このような形で一日を終えることになりとても残念です。とにかく、この失敗を教訓に、次回はしっかりタイヤを温めてからアタックするようにしたいです。とても残念な一日でしたが、何かを学ぶことができたと思います。明日のウォームアップでセットアップを進め、レースでは追い上げたいです


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