Race
Moto3 2022
Round 1

アンドレア・ミニョが接戦を制して開幕V

qa Lusail International Circuit

Moto3クラスは、大集団での優勝争いとなり、終盤その中から抜け出したアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が、セルジオ・ガルシア(ガスガス)との接戦を制し、開幕Vを達成しました。昨年は予選の速さを決勝で活かすことができずチャンピオン争いには加われませんでしたが、17年のイタリアGP以来の優勝を果たし、今年はチャンピオン争いに挑みます。

アンドレア・ミニョが接戦を制して開幕V

予選の走行妨害によるペナルティーで5番手から28番グリッドに降格、さらにロングラップペナルティーを科せられたデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が猛列に追い上げて7位。リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)が12位でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。

今大会がMoto3クラスのデビュー戦となったマリオ・アジ(Honda Team Asia)は、予選25番手から22番グリッドに昇格、大接戦の中で19位でフィニッシュしました。ポイントは獲得できませんでしたが、次戦に向けて大きな収穫を得るレースとなりました。次戦インドネシアGPは、アジにとってはホームGP。地元ファンの声援を受けてポイント獲得に挑みます。

フォッジャ同様、予選のペナルティーで予選9番手から29番グリッドに降格、加えてロングラップペナルティーを科せられた鈴木竜生(Leopard Racing)は、4周目に転倒、リタイアに終わりました。


Andrea Migno
Andrea Migno 16
Rivacold Snipers Team
今日の結果は最高です。とってもうれしいです。レース中ずっとベストを尽くしました。終盤までトップを走った佐々木はとても速くて、これ以上の力は出せませんでした。唯一できることは2位へ向けて戦い続けることでした。ところが、佐々木に問題が出たので、引き続きプッシュしていこうと自分に言い聞かせました。すばらしい仕事ができたのでとてもうれしいです。レースウイークを通してすばらしい仕事をしてくれたチームにとても感謝しています。またサポートしてくれたVR46にもとても感謝しています。家族、友人、ファンにも感謝しています。とてもうれしいです。この喜びをうまく表現することができません

Dennis Foggia
Dennis Foggia 7
Leopard Racing
ペナルティーのためにいろいろたいへんなレースになりましたが、なんとか追い上げることができました。もちろん優勝を目指しましたが、今日の7位はいい結果だと思います。次のレースでもまたがんばります

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
たいへんなレースでしたが、完走できてうれしいです。今日は初めてのレースだったので、経験を積むことが重要でした。完走という目標を達成することができました。これからも、すべてのレースで前進していけるのではないかと思えるレースでした。チームは僕をサポートしてくれました。僕はできる限りプッシュしてがんばりました。もっと仕事をしなければなりませんが、全体的にはレースウイークを楽しむことができました。今大会のサポートに感謝し、次のマンダリカのことを考えたいです


※ダニエル・ホルガドは、最終ラップでのトラックリミット違反により、1ポジション降下のペナルティーを受け16位



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