ダリン・ビンダーがトップタイム
Moto3クラスは、トップタイムをマークしたダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)から1秒差に23台という、今季もっとも厳しい戦いとなりました。その厳しい戦いで初日首位に立ったビンダーは、「休み明けの初日を気持ちよく走ることができた」と、快調にラップを刻みました。今年はシーズン序盤に2戦連続で表彰台に立ちましたが、それ以降はなかなか表彰台に立てないレースが続いています。好スタートを切った今大会は、今季3回目、今季初優勝を期待させる初日となりました。
チームメートのジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が、わずか0.040秒差で2番手。マクフィーも今季好調な走りを見せながらなかなか表彰台に立てない悔しいレースが続いていますが、今季初表彰台、初優勝の期待が膨らみました。
総合3位のデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が大接戦の中で5番手。前戦オランダGPに続く2連勝と今季3勝目に向けて好スタートを切りました。7番手にはアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)で、予選では今季3回目のポールポジションと決勝では今季2回目の表彰台が期待されます。
以下、Honda勢は、チャビエル・アルティガス(Leopard Racing)が15番手、ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が18番手、デビッド・サルバドル(Rivacold Snipers Team)が21番手、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が22番手、ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が23番手と続き、ここまでがトップから1秒差でした。
Honda Team Asiaの國井勇輝は、トップから1.203秒差の25位、チームメートのアンディ・ファリド・イズディハールは1.514秒差の27番手。土曜日のFP3と予選でタイム短縮とポジションアップに挑みます。