Practice
Moto3 2021
Round 16

アンドレア・ミニョが0.007秒差でトップタイム、アルベルト・スッラが3番手

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

Moto3クラスは、今大会ワイルドカードで出場のマリオ・アジ(Honda Team Asia)が、FP1を4番手、FP2では転倒しましたが7番手と好走を見せました。レギュラーライダーに混じってミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリを積極果敢に攻めてタイムを更新したアジ。2日目の走行に注目されます。

アンドレア・ミニョが0.007秒差でトップタイム、アルベルト・スッラが3番手

國井勇輝輝(Honda Team Asia)が9番手と好調なスタートを切りました。FP1は1周をうまくまとめることができず14番手でしたが、FP2ではタイムを更新して9番手へとポジションを上げました。予選での今季ベストは第4戦スペインGPの18番手。今大会は今季ベスト更新を果たし、決勝でもベストリザルト更新に挑みます。

チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、ウエットコンディションの中、FP1は6番手と好調なスタートを切りました。FP2ではわずかにタイムを更新できませんでしたが、12番手で初日を終えました。土曜日のFP3ではダイレクトでQ2進出を目指します。今季の予選ベストは第3戦ポルトガルGPの19番手。今大会はベスト更新が目標になります。

Honda勢は、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで2大会連続表彰台を狙うアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)がトップタイム、チームメートのアルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team)が今季ベストポジションの3番手を獲得しました。

以下、7番手にアジ、9番手に國井、12番手にイズディハールとHonda Team Asia勢が続き、チームのホームGPで今季3回目のポールポジションと今季初表彰台を狙う鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が14番手、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が16番手と続きました。

総合2位で逆転チャンピオンを目指すデニス・フォッジャ(Leopard Racing)はウエットコンディションの中、慎重な走りで23番手でした。


Andrea Migno
Andrea Migno 16
Rivacold Snipers Team
ホームGPで今日の結果はとてもうれしいです。FP1はすごくフィーリングが良くて、気持ち良く走ることができました。ラストラップに転倒してしまいましたが、ケガはありませんでした。午後はちょっと路面の雨量が多く難しいコンディションでしたが、ラップする毎に走行フィーリングは良くなりました。明日もいい走りをしたいです

Alberto Surra
Alberto Surra 67
Rivacold Snipers Team
今日はとても難しいコンディションでしたが、マシンのフィーリングはとても良かったし、ベストポジションで終われてうれしいです。明日もステップバイステップで着実にセットアップを進め、良いグリッドを獲得できるようにがんばります

Mario Suryo Aji
Mario Suryo Aji 64
Honda Team Asia
Moto3のトップライダーたちと一緒に走る感覚はとてもすばらしいものでした。終日、ウエットコンディションでしたが、とても楽しむことができました。FP1から気持ち良く走れました。FP2では、もっと速く走ろうとトライしましたが、2回目にコースインした時、少しプッシュし過ぎて転倒してしまいました。その転倒で走行することができなくなりましたが、今日はチームと一緒にしっかりと作業を進めることができて、とても良かったです

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
両セッションともにウエットコンディションでの走行となりました。FP1は、ミサノでは初めての雨の中での走行となり、自分の走りに自信が持てず、タイヤのグリップするフィーリングもつかめませんでした。FP2では少しセットアップを変更して臨みました。激しい雨の中での走行となりましたが、ラスト2ラップぐらいでフィーリングが良くなり、プッシュできるようになりました。今日の順位は良かったと思います。明日もまた雨のようですが、Q2進出を目指してがんばります

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
ミサノではウエットコンディションの走行経験がありませんでしたが、走行を開始して直ぐに良いフィーリングを感じました。ラップする毎にタイムを改善し、変化する路面状況に適応できるように集中しました。今日の順位ならQ2に進出できる位置にいますが、明日は確実にすべてのライダーが最大限にプッシュしてくると思うので、さらにがんばらなければなりません。Q2進出が明日の目標です。ミサノをホームコースとするイタリア人のライダーたちの走りを参考にしながら、さらにタイムを上げていきたいです」


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