2連勝中のデニス・フォッジャがタイトル争いに生き残りをかける
シーズンは今大会を含めて残り4戦。14戦を終えて総合2位につけるデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が3連勝に挑みます。これまでイタリアGP、オランダGP、アラゴンGP、サンマリノGPと4回の優勝を達成し、総合首位のペドロ・アコスタ(KTM)との差を42点としました。依然として厳しい点差ですが、逆転に向けてチャレンジします。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズでは過去7大会中、Honda NSF250RW勢は3勝を挙げており、今大会は4勝目を目指します。
総合7位のダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が開幕戦カタールGP以来の表彰台を目指します。今年は表彰台にあと一歩のレースが続いていますが、2回目の表彰台、そして今季初優勝に挑みます。
総合9位のアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が2戦連続の表彰台と今季初優勝に挑みます。2019年の大会では3位表彰台に立っており、今年も活躍が期待されます。
総合13位の鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、今季初表彰台、初優勝に挑みます。19年の大会では、首位を快走しながら転倒リタイアという悔しい結果に終わっています。今年はその雪辱に挑みます。
Honda Team Asiaの両選手にとって、COTAを走るのは初めてのことです。前戦サンマリノGPに出場できなかった國井勇輝(Honda Team Asia)は、その悔しさを今大会にぶつけます。前戦サンマリノGPは、フリー走行中にコース上で他者と接触したことに対するペナルティーで決勝に出場することができませんでした。もちろん、納得のいかない裁定であり、今大会はその雪辱に挑みます。
チームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)も、アラゴンGP、サンマリノGPとポイント獲得を果たしていません。コロナ禍の中でビザの取得ができなかったことで出場できなかったイギリスGPを含め、3戦連続で結果を残せていないだけに、今大会は4戦ぶり今季4回目のポイント獲得に挑みます。