上位21台が1秒差以内という接戦で、ダリン・ビンダーが3番手に
Moto3クラスは、トップから1秒差に21台という厳しい戦いとなり、総合6位のダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)がHonda勢最上位の3番手で初日を終えました。トップとの差は、わずか0.076秒という大接戦でした。昨年のアラゴンGPで2位になっているビンダー。2年連続表彰台獲得に向けて、絶好のスタートを切りました。
以下、ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が6番手、ロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)が10番手、総合4位につけるデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が12番手、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が15番手、アンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)が16番手、Honda Team Asiaの國井勇輝がトップから0.604秒差の17番手と続きました。
後半戦のスタートとなった第11戦スティリアGPで自己ベストリザルトの8位でフィニッシュした國井は、第12戦オーストリアGP、第13戦イギリスGPとポイントを獲得することができませんでした。今大会は、FIM CEVレプソジュニア世界選手権で経験しているサーキット。予選では今季初のQ2進出を目指し、決勝では自己ベストの更新に挑みます。
2戦ぶりのレースとなるチームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は27番手でした。FP1は19番手とまずまずのスタートを切りましたが、FP2ではアタックするタイミングに失敗し、わずか0.028秒しかタイムを更新することができませんでした。そのため27番手へとポジションを落としましたが、FP3ではQ2進出に挑みます。