Race
Moto3 2021
Round 7
大接戦のレースでジェレミー・アルコバが2位表彰台獲得
Circuit de Barcelona-Catalunya
予想通り、大集団による激しい戦いとなったMoto3クラスは、優勝したセルジオ・ガルシア(ガスガス)から10位までの差が、0.983秒という大接戦となりました。
その激しい戦いの中でHonda勢は、ホームGPに気合を入れたジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が2位でフィニッシュ。第4戦スペインGPに続き、今季2回目の表彰台獲得となりました。
積極的に前に出たダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が5位、今季初ポールポジションを獲得して初優勝に挑んだガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が6位という結果でした。
激しいバトルとなったことで終盤は転倒者も多く、最終ラップにはデニス・フォッジャ(Leopard Racing)、チャビエル・アルティガス(Leopard Racing)など4人が転倒する厳しい戦いでした。
フランスGPの予選で左鎖骨を骨折、フランスGPの決勝、イタリアGPを欠場した國井勇輝(Honda Team Asia)が、終盤、6台による12位争いを制し、ベストリザルトを獲得しました。その國井と同じグループで激しいバトルを繰り広げたチームメートのアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は大接戦の中でグループ最後尾の17位。今季2回目のポイント獲得は果たせませんでした。
フランスGP、イタリアGPに続き、Honda Team Asiaから3戦目の出場となった松山拓磨(Honda Team Asia)は18位でした。