完璧な走りを見せた古里太陽、セパンでMoto3初優勝を達成
マレーシアにて、3名のHondaライダーがトップ4入りを果たしました。

10周のスプリントレースとなった軽量クラスの決勝で、Honda Team Asiaの古里太陽が圧倒的な走りを見せ、自身初となるMoto3クラス優勝を飾りました。Hondaにとっても今季初の勝利となりました。
今日のMoto3クラス決勝レースは、サイティングラップ中に発生したホセ・アントニオ・ルエダとノア・デットウィラーのアクシデントによりレース開始が遅れたため、距離が短縮され、気温も想定より上昇したコンディションの中で行われました。レースがスタートすると、古里はすぐさま攻撃を仕掛け、オープニングラップで一時トップに立ちました。日本人ライダーの古里は3周目に再び首位に立つと、後続との差を広げて独走状態となり、見事Moto3クラス初優勝を果たしました。
Leopard Racingのエイドリアン・フェルナンデスとダビド・アルマンサは、表彰台の残りの座をかけてレース全体を通して激しい攻防戦を繰り広げました。終盤にはいくつか際どい場面もありながら、両者はセパン・サーキットで終始先頭集団に食らいつきました。最終的にフェルナンデスが3位表彰台を獲得し、アルマンサは4位でフィニッシュしました。
中団でも好走が見られました。SIC58 Squadra Corseのルカ・ルネッタは序盤に上位付近で走行し、GRYD – MLav Racingのマルコ・モレッリも着実に順位を上げていきました。最終的にルネッタは11位、モレッリは13位でフィニッシュ。さらに、Rivacold Snipers Teamのニコラ・カッラーロとGRYD – MLav Racingのエディ・オシェイもそれぞれ14位と15位でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。
後方では、Rivacold Snipers Teamのリカルド・ロッシが18位で10周を完走し、Honda Team Asiaのタットチャコーン・ブーシュリは21位、SIC58 Squadra Corseのステファノ・ネパは22位でレースを終えました。
Moto3ライダーたちは短い休養を挟んだ後、シーズンを締めくくる11月7〜9日のポルトガルと11月14〜16日のバレンシアのダブルヘッダーに臨みます。
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