フェルナンデス、2戦連続の表彰台獲得
エイドリアン・フェルナンデス、アルゼンチンGPで4列目のスタートから猛追し、2位でフィニッシュ

アルゼンチンGPでは、Honda NSF250RWを駆るライダーたちが、トップ10内に5人が入るという快挙を達成。その中でも、最終ラップの最終コーナーで劇的なオーバーテイクを決め2位を奪ったのがLeopard Racingのエイドリアン・フェルナンデスでした。
アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド・サーキットで開催されたロードレース世界選手権(MotoGP)Moto3クラスの決勝レース。4列目からスタートしたフェルナンデスは、いち早く集団を抜けてレースの大半で表彰台争いに加わりました。最終ラップでは一時優勝争いから後退したかに見えましたが、最終コーナーで果敢なブレーキングを仕掛け、レース優勝者のアンヘル・ピケラスから0.036秒差でゴールし、これにより直近8戦で5度目の表彰台を獲得しました。
また、Honda Team Asiaの古里太陽も、予選では厳しい結果に終わりましたが、決勝では見事な追い上げを見せました。3年前にデビューを飾った同じサーキットで、積極的にトップ争いを展開。18周のレースを4位でフィニッシュしたものの、最終ラップでトラックリミットを超えたと判定され、惜しくも1つ順位を下げる結果となりました。
序盤にレースをリードしたLeopard Racingのダビド・アルマンサは、全長1.1kmに及ぶバックストリートで軽量クラスのライダーを翻弄する強烈なスリップストリームの餌食となり、最終的に6位でチェッカーを受けました。さらにSIC58 Squadra Corseのルカ・ルネッタとステファノ・ネパも、それぞれ7位と10位でトップ10入りを果たしました。
後方では、GRYD – MLav Racingのエディ・オシェイが17位、ロングラップペナルティを受けたRivacold Snipers Teamのリカルド・ロッシが18位に入りました。そのチームメイトであるニコラ・カッラーロが19位、同じくロングラップペナルティを受けたHonda Team Asiaのタットチャコーン・ブーシュリは21位でフィニッシュしました。GRYD – MLav Racingのマルコス・ウリアルテは11コーナーで転倒し、13周目に無念のリタイアとなりました。
次戦、Moto3ライダーたちは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで3月28日から開幕されるアメリカズGPに挑みます。
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今シーズン2戦目で2度目の表彰台に立てたのは信じられない気分です。素晴らしい仕事をしてくれたチームには心から感謝しています。昨日の予選はあまり良くなかったですが、今日はハードブレーキングを活かしてライバルを次々と追い抜き、2位でフィニッシュすることができました。
今シーズン2戦目で2度目の表彰台に立てたのは信じられない気分です。素晴らしい仕事をしてくれたチームには心から感謝しています。昨日の予選はあまり良くなかったですが、今日はハードブレーキングを活かしてライバルを次々と追い抜き、2位でフィニッシュすることができました。












