赤旗中断により私たちのレースは危機的なものとなってしまいました。赤旗が振られる前までは、チャントラ選手と小椋選手はいい走りを見せ、順位を上げました。しかし第2レースが始まると、2人ともスピードを取り戻すのに苦労しました。チャントラ選手は順位を落とし、またリズムをつかむのに時間がかかってしまい、表彰台を逃してしまいました。彼のペースはよかっただけに残念です。今日のレースで私たちは表彰台を期待していましたが、6位と9位という結果に終わりました。しかしまだシーズン途中です。ムジェロでのレースを楽しみにしています。 

今日の目標は非常に明瞭で、表彰台に上がることでした。レースは赤旗で中断となりました。そして迎えた第2レースで、僕はスタートでミスを犯してしまい、いくつかポジションを落としてしまいました。チェレスティーノ・ヴィエッティ(Fantic Racing)とのバトルでは、彼をオーバーテイクして先頭集団に追いつこうとした際、さらにミスを犯して、逆に順位を一つ落としてしまい、6位でレースを終えました。この結果は、僕が期待していたものとはほど遠いものでしたが、ムジェロでもう一度挑戦したいと思います。 

昨日のセットアップからさらに多くの変更を加えました。新しいセットアップはポジティブな面もありましたが、僕が抱えている問題の根本的な解決策にはなりませんでした。しかしマシンを仕上げていくための方向性は見えてきたと思います。結果もスピードも、僕たちが望んでいたものではありません。わずかかもしれませんが、一歩前進したことは間違いないので、前進したことを素直によろこび、前向きに取り組んで行きます。