ソムキアット・チャントラが7位、開幕から4戦連続のポイント獲得
Moto2クラスは予選11番手のソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)が7位でフィニッシュしました。これでチャントラは、開幕から4戦連続でポイントを獲得。3回目のシングルフィニッシュを達成しました。
オープニングラップ15番手へとポジションを落としたチャントラは、6台に膨れあがった10番手争いのグループの中で着実にポジションを上げました。そして、レース中盤ではグループのトップに浮上、さらに転倒者が出たことで9番手へとポジションを上げました。
後半になってもペースを緩めないチャントラは、先行するアルベルト・アレナス(Red Bull KTM Ajo)、フィリップ・サラク(QJMOTOR Gresini Moto2)を追撃、終盤、この2人をかわし7番手へ。さらにジェイク・ディクソン(Autosolar GASGAS Aspar M2)の背後に迫る快走を見せました。チャントラは7位に終わりましたが、3位との差は約3秒。今季初表彰台が見える位置でのレースとなり、次戦フランスGPでの今季初表彰台、初優勝が期待されます。
開幕前に左手首を骨折、今大会が復帰3戦目となる小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、好スタートから3周目に4番手に浮上。トニ・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)を背後に周回を重ねました。そして、3番手を走るアロンソ・ロペス(CAG Speed Up)との差をじりじりと縮めましたが、13周目の1コーナーでイン側から抜いてきたアルボリーノの後輪と小椋のフロントタイヤが接触、惜しくも転倒リタイアに終わりました。
優勝したのはサム・ローズ(Elf Marc VDS Racing Team)。2位にペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)、3位にロペスという結果でした。
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