Moto2のライダーたちにとってタフなレースとなりました。クラッシュによってレース序盤で赤旗となり、11周に短縮されて再開されました。二人とも状況に合わせてうまく調整できたと思います。國井選手はスタートがうまく決まり、序盤でポジションを上げて20位となりました。これは着実に進歩している証拠だと思います。今大会もポイント獲得のチャンスを逃してしまいましたが、國井選手のペースに前向きな兆しを感じています。
この暑さと厳しいコンディションで、アジ選手も同じくベストを尽くしてくれました。リアのグリップとタイヤマネージメントに少し苦戦していましたが、最後まで戦い抜きました。結果は目標には届きませんでしたが、貴重なデータと経験を得ることができました。次のポルティマオでの大会に向けて、今週末得たことを活かし、ポイント獲得を目指して取り組みを続けていきます。アジアラウンドを通して力を尽くしてくれたチーム、そして力強いサポートをいただいたスポンサーの皆様に感謝しています。

今までに比べるとだいぶフィーリングがよくなり、改善することもできたので、今日は満足しています。赤旗で状況は少し混乱しましたが、再開後のスタートはとてもうまく決まり、序盤でいくつかポジションを上げることができました。リズムは安定していて、最後までタイヤマネージメントがうまくできたので、ここ数戦での取り組みを活かすことができました。
ポイント獲得に届かなかったことは残念ですが、この経験を次の一歩に繋げたいと思います。チームがよいセットアップを準備してくれたので、バイクはよい手応えがあり、自信を持って走ることができました。ポルティマオでさらに前進できるよう、引き続き取り組んでいきます。長くタフなアジアラウンドが続きましたが、シーズン終盤に向けてポジティブなエネルギーとモチベーションで締めくくることができました。チームの皆、そして応援してくださる全ての方に感謝しています。

正直なところ、今日は厳しいレースでした。赤旗からの再スタートによって展開が読めなくなり、11周に短縮されたレースはあっという間でした。今日はタイヤの摩耗が自分にとって大きな課題になりました。集団に追いつくことができても、グリップがだんだんなくなり、同じようなペースを維持することができませんでした。それでも、この気温が高く厳しいコンディションで完走を果たすために、集中して全力で走行を続けました。
特に予選とレース序盤が課題ですが、改善すべき点は明確にわかっています。
結果に表すことはできませんでしたが、初日から前進することができました。週末を通して取り組んでくれたチームに感謝しています。
次戦は得意なサーキットの一つであるポルティマオでのレースになります。シーズン残り2戦となりましたが、よい形で締めくくれるように引き続きプッシュし続けていきます。