Race
Moto2 2025
Round 13
オーストリアGPの厳しい週末を終え、次戦はハンガリーGPへ
ロードレース世界選手権(MotoGP)Moto2クラス第13戦決勝がオーストリアのレッドブル・リンクにて行われた。土曜の夜に大雨が降ると、決勝日は曇り空の下スタートを迎えた。やがて日差しが差し込み、決勝はドライコンディションで行われることとなった。

IDEMITSU Honda Team Asiaの國井勇輝とナカリン・アティラットプワパットは最後列からのスタートとなり、序盤から厳しい展開を強いられることとなった。28番手からスタートした國井は、前大会からのロングラップペナルティを消化すると、序盤でなかなかポジションを上げられず苦戦した。後半は徐々にペースを築き追い上げを見せると、終盤でアティラットプワパットを追い抜き24位でフィニッシュした。
アティラットプワパットは29番手からスタートすると序盤で堅実な走りを見せ、國井がペナルティを消化した後には5秒の差をつけて前方を走行した。しかし後半になるとその差は徐々に縮まり追い抜かれてしまい、アティラットプワパットは25位でIDEMITSU Honda Team Asiaとして4戦目のMoto2レースを締め括った。
満足のいく結果とはならなかったものの、多くの学びを得る週末となった。伸び代はまだ十分にあると評価する中、次週バラトン・パークで開催されるハンガリーGPは前進を果たすのに絶好の機会となるだろう。全てのライダーにとって初めてのサーキットとなるため、適応力と実力が試される週末となる。チームは息つく間も無く、次戦ハンガリーGPに向けて準備に取り掛かる。
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Hiroshi Aoyama
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IDEMITSU Honda Team Asia オーストリアGPは厳しい週末になりました。それでも國井選手、アティラットプワパット選手ともにベストを尽くしてくれました。國井選手は前大会からのロングラップペナルティを消化しなくてはならず、序盤で大きく後れを取ってしまいました。その後はペースを保ちながら追い上げを試みましたが、差が大きく開きすぎていました。
アティラットプワパット選手はよいスタートを切りポジションを上げることができましたが、終盤にかけて勢いを失ってしまいました。それでも全力で戦い、オーバーテイクをしたことは決して簡単なことではなかったはずです。もちろんよりよい結果を期待していましたが、二人ともベストを尽くして戦ってくれたと思います。
応援してくださったスポンサー、ファンの皆さん、そして力を尽くしてくれたチームの皆に感謝しています。来週は誰もが初めてとなるバラトン・パークでハンガリーGPを迎えます。最初のセッションからベストな状態を引き出して、自分たちのポテンシャルを示すことができる週末にしたいと思います。
オーストリアGPは厳しい週末になりました。それでも國井選手、アティラットプワパット選手ともにベストを尽くしてくれました。國井選手は前大会からのロングラップペナルティを消化しなくてはならず、序盤で大きく後れを取ってしまいました。その後はペースを保ちながら追い上げを試みましたが、差が大きく開きすぎていました。
アティラットプワパット選手はよいスタートを切りポジションを上げることができましたが、終盤にかけて勢いを失ってしまいました。それでも全力で戦い、オーバーテイクをしたことは決して簡単なことではなかったはずです。もちろんよりよい結果を期待していましたが、二人ともベストを尽くして戦ってくれたと思います。
応援してくださったスポンサー、ファンの皆さん、そして力を尽くしてくれたチームの皆に感謝しています。来週は誰もが初めてとなるバラトン・パークでハンガリーGPを迎えます。最初のセッションからベストな状態を引き出して、自分たちのポテンシャルを示すことができる週末にしたいと思います。

Yuki Kunii
92
IDEMITSU Honda Team Asia 前大会からのロングラップペナルティを消化しなくてはならず、もちろんわかっていましたが、とても大きいハンディキャップでした。序盤では思ったような感覚が掴めず苦戦しましたが、中盤から終盤にかけて改善され安定して走ることができました。
少しずつ理解を深め、自信をつけることができました。結果は少し残念ですが、感覚を徐々に取り戻せていることはよい兆しだと思うので、今後はよりよいレースができると信じています。懸命に取り組んでくれたチームの皆に感謝しています。
前大会からのロングラップペナルティを消化しなくてはならず、もちろんわかっていましたが、とても大きいハンディキャップでした。序盤では思ったような感覚が掴めず苦戦しましたが、中盤から終盤にかけて改善され安定して走ることができました。
少しずつ理解を深め、自信をつけることができました。結果は少し残念ですが、感覚を徐々に取り戻せていることはよい兆しだと思うので、今後はよりよいレースができると信じています。懸命に取り組んでくれたチームの皆に感謝しています。

Nakarin ATIRATPHUVAPAT
41
IDEMITSU Honda Team Asia バイクに力強い手応えを感じていたので、よりプッシュすることができて、レース序盤はうまくいっていました。その点についてはとてもポジティブだったと思います。後半は路面が滑りやすくなりタイヤが垂れてきたため、序盤のような安定した走りを保つことが難しくなりました。
久しぶりのMoto2マシンでのレースになりましたが、序盤でポジション争いをできたことはとてもよかったです。序盤に比べると後半は厳しい展開になりましたが、総じてとても貴重な経験を積むことができました。今日のレースから学んで次戦に活かし、ハンガリーGPではよりよいレースができるよう努めます。
バイクに力強い手応えを感じていたので、よりプッシュすることができて、レース序盤はうまくいっていました。その点についてはとてもポジティブだったと思います。後半は路面が滑りやすくなりタイヤが垂れてきたため、序盤のような安定した走りを保つことが難しくなりました。
久しぶりのMoto2マシンでのレースになりましたが、序盤でポジション争いをできたことはとてもよかったです。序盤に比べると後半は厳しい展開になりましたが、総じてとても貴重な経験を積むことができました。今日のレースから学んで次戦に活かし、ハンガリーGPではよりよいレースができるよう努めます。









