アルゼンチンGPは残念な結果となりました。アジ選手は13番手、國井選手は27番手からスタートし、二人ともスタートでポジションを落としてしまい挽回しなければなりませんでした。アジ選手は15番手から12番手まで着実に順位を上げていましたが、アレナス選手(Kalex)とのバトル中にブレーキングが遅れるミスがあり、フロントのグリップを失って転倒してしまいました。トップ10入りの可能性があっただけに残念でしたが、完走することが重要だという教訓になりました。アメリカではさらにいい結果を目指して前に進みたいと思います。
國井選手にとっても厳しいレースになりました。ペースは安定していましたが、前方のライダーを追い抜くのに苦戦しました。そのうちの何人かのライダーより速かったにもかかわらず、うまく抜くことができませんでした。ブレーキングとオーバーテイクのスキルを上げる必要があり、彼にとってはよい経験になったと思います。このような結果でアルゼンチンを終えるのは悔しいですが、次のアメリカでのレースに向けてより良いパフォーマンスを目指して準備に取り組みます。

総合的に厳しいレースでした。序盤はブレーキングに苦戦して、オーバーテイクが難しかったです。何度か追い抜こうとトライしましたがはらんでしまうことが多く、ミスをして貴重な時間をロスしてしまいました。結果、トップ集団との差を縮めることができず、その後方の集団で走ることになりました。
チャレンジが多かった一戦ではありましたが、それでも何とか完走できたのはよかったです。しかしライディングとマシンのセットアップ面の調整が必要ですし、走行中の自信をもっとつけることが必要だと感じています。
この週末の自分のパフォーマンスには満足していませんが、改善すべきことははっきりとわかっています。これからは次戦のオースティンでのレースに集中して、自分のミスを分析し改善をし強くなって第3戦を迎えたいです。

今朝は目覚めた瞬間から「自分にはできる」と言い聞かせていましたが、今日はうまくいきませんでした。特に自分の誕生日だったので、レースを楽しんでよい結果を残そうと自信を持ってスタートしました。
スタートはうまくきまりペースもよく、これまでで一番のレースだったと思います。しかし残念なことに1コーナーの進入でわずかにはらんでフロントを失い、ローサイドで転倒してしまったため完走できませんでした。
今日の学びが、多分一番の誕生日プレゼントになったのではないでしょうか。限界までプッシュしていたわけではありませんでしたが、トップ10入りを狙えるペースが十分にありました。ちょっとしたミスでチャンスを逃してしまいましたが、この経験を次に生かしたいと思います。
結果は残念でしたが、この先もチャンスはあると信じています。一番大事なのは、チームとして高いポテンシャルを見せることができたことです。ポジティブだったことに集中して、改善を続けていきたいと思います。わたしを信じて支えてくれたチームのみんなに感謝しています。気持ちを切り替えて次戦アメリカでのレースに向けて準備をして、また強くなって戻ってきます。