Race
Moto2 2025
Round 1

アジが開幕戦でポイント獲得。國井はデビュー戦で19位となる

th Chang International Circuit

3月2日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)の開幕戦タイGPのMoto2クラス決勝がチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、IDEMITSU Honda Team Asiaのマリオ・アジと國井勇輝が無事に完走を果たしました。

アジが開幕戦でポイント獲得。國井はデビュー戦で19位となる

レースを通して安定したペースで走行し、トップ10に迫る速さをみせたアジは15位に入ってポイントを獲得。Moto2クラスルーキーの國井は週末を通して改善を続け、デビュー戦で19位となり、これからのシーズンに向けた可能性を示しました。次戦でのさらなる好成績を目指し、引き続き両ライダーは改善に努めます。


HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/


Hiroshi Aoyama
Hiroshi Aoyama ⠀ ⠀ ⠀
IDEMITSU Honda Team Asia
今日のブリーラムでの一戦は、暑さの中で長く厳しい決勝となりました。両ライダーともにいいスタートを切って、アジ選手はレース中盤までに14番手から11番手まで順位を上げましたが、後半に差しかかったところで肩に違和感を覚え、ペースを落としてしまいました。彼が目指していた結果ではありませんでしたが、最後までポイント圏内にとどまってくれました。
國井選手にとっては初めてのMoto2レースでしたが、アジ選手に近いペースで走り、終盤はさらに速さをみせていたので、ラップタイムの面ではいいパフォーマンスだったと思います。23番手からのスタートで序盤は苦戦しましたが、19位まで追い上げることができました。理想的な順位ではないものの、ルーキーとしては決して悪くない結果だと思います。他のルーキーと比べても上位で終えることができたので、今後の成長に期待しています。
次戦のアルゼンチンGPに向けて、よりよいパフォーマンスを発揮できるよう、心身ともに準備を進めていきます。いつも支えてくださるスポンサー、サポーターの皆様に感謝をしています。

Mario Aji
Mario Aji 64
IDEMITSU Honda Team Asia
初日と比べて大きく改善できてとてもうれしいです。ヘレスでのテストの時より少しよくなってはいるものの、体調が万全ではない中でチームは十分にサポートしてくれました。肩に痛みを感じていましたが、幸いにも最初の走行から感触は悪くありませんでした。
タフな一戦でしたが、突破口を開くことができたと思います。最後の10周では体力を消耗しながらも、トップ10争いができたことはよかったです。今大会では次戦に向けて多くの収穫がありましたが、結果には満足していないので引き続き改善に努めます。
次戦のアルゼンチンGPまでは10日間あるので、十分に体調を整えられそうです。前向きな気持ちでいられるのはチームのサポートのおかげなので、チームのみんなに感謝しています。アルゼンチンまでにさらに改善し、よりよい結果につなげられるよう準備を進めます。応援ありがとうございました。

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
IDEMITSU Honda Team Asia
Moto2クラスのデビュー戦としては、満足のいく結果になりました。このレースを迎えるにあたって、世界選手権で経験を積んできた選手たちの中で戦うために、どのようなマシンセッティングをすればいいのかが定かではありませんでした。
緊張していたこともあって、スタートにはあまり自信がなかったのですが、周回を重ねてライバルと競り合うことで自信がついてきました。中盤は少し苦戦しましたが、終盤に向けてペースを改善できて、前方を走る集団に追いつくことができました。プレシーズンテストに比べると、大きな一歩を踏み出せたと思います。
次戦のアルゼンチンGPは今まで走ったことがない場所ですから、改善を続けながらできるだけ早く順応することを目標にしていきます。ベストを尽くして結果につなげたいと思います。


Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

レポート公開日
戻る