Race
Moto2 2024
Round 18

チャントラが母国グランプリで表彰台まであと一歩に迫る

th Chang International Circuit

10月27日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第18戦タイGPのMoto2クラス決勝がチャーン・インターナショナル・サーキットで行われました。

チャントラが母国グランプリで表彰台まであと一歩に迫る

不安定な天候の中、観客を魅了するレースを披露したソムキャット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、13番グリッドからスタートし4位までポジションを上げました。表彰台まであと一歩のところまで迫りましたが、レースは赤旗により中断となり、彼の勢いは止められてしまいました。チームメートのマリオ・アジは着実にポジションを上げ、ポイント獲得にはわずかに及ばず16位でフィニッシュしました。


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Hiroshi Aoyama
Hiroshi Aoyama
今日のMoto2の決勝は、チャントラ選手とアジ選手にとって理想的なグリッド・ポジションからのスタートではなかったため、チャレンジングなレースの始まりとなりましたが、とてもスリリングなレースが繰り広げられました。13番手からスタートしたチャントラ選手は驚異的な強さをみせ、トップグループとの差を縮めて表彰台を目指しました。残念ながら3番手に迫ったところで、天候による赤旗でレースは中断となり4位でレースを終えました。今日の彼のパフォーマンスはケガからの回復力と強さを証明するものでした。アジ選手もいいレースをし、ポジションを上げるとポイント圏内まであとわずかの16位でフィニッシュしました。ルーキー・ライダーとして彼は順調に成長しており、私たちは彼の成長を見るのがとても楽しみです。これまでの成果を可能にしてきた揺るぎのないサポートを継続してくださるスポンサーの皆さま、サポーターの方々、そしてチームに感謝いたします。

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
母国グランプリでのレースは本当にすばらしいものでした。13番グリッドからスタートし、多くのライダーと激しい戦いを繰り広げながら4位でフィニッシュしました。望んでいた表彰台には届きませんでしたが、チームのためにベストを尽くしました。私を支えてくださるファンの皆さま、家族、友人そしてチームに感謝しています。皆さまのおかげで今週のグランプリを戦い抜くことができました。

Mario Aji
Mario Aji 34
IDEMITSU Honda Team Asia
レースはいいペースで走っていましたが、第3コーナーで転倒したライダーを避けなければならず、その後の私のリズムに影響が出てしまいました。ポイント獲得は手の届くところにあったと思いますが、残念ながらそれはかないませんでした。それにもかかわらず、私はレースを大いに楽しみ、多くのことを学ぶことができました。特に、これまで苦手としていたストップ&ゴーのコーナーでの走りを改善することができました。ポイントを逃したのは残念ですが、自分のパフォーマンスについてはポジティブに捉えています。絶え間ないサポートで私のモチベーションを高めてくれるチームに感謝します。次戦のマレーシアでは、この勢いをさらに加速させたいと思っています。


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