第14戦エミリア・ロマーニャGPが先ほど終了しました。今週は私たちにとって本当に厳しいレースとなりました。チャントラ選手とアジ選手は、それぞれ18番と26番グリッドからスタートしました。両ライダーはレース序盤からライバルたちと戦い、レースを通して徐々にポジションを上げました。レースペースは前戦のサンマリノGPより明らかに速くなっています。 
しかし、チャントラ選手はフロントエンドのチャタリングに苦戦し、本来のパフォーマンスを発揮できませんでした。チームメートのアジ選手は前戦のレースから2秒以上もタイムを更新し、大きな進歩をみせ、今日のレースを21位でフィニッシュしました。 
 レースの順位は決して理想的とはいえませんが、 私たちは確実に前進しています。この流れを翌週のレースにもつなげて、次戦インドネシアGPでは違ったシナリオになることを期待しています。最後に私たちが常に前進できるようにサポートをしてくださるスポンサーの皆さま、そして献身的な努力をいとわないチームに感謝いたします。

ミサノでのレースが終わりました。私は18番グリッドからスタートし、14位でフィニッシュしました。レース序盤は自信もあり、グループについていこうとしました。しかし、ハードにプッシュしていくとフロントエンドのチャタリングがひどくなり、思うようなペースをキープすることができなくなりました。

残念ながら私はミスをおかし、前を走るライダーとの差が開いてしまいました。このような状況に対し、私は落ち着いて可能な限りうまく対応することに集中しました。その結果、今日のレースで貴重な2ポイントを獲得できました。来週のインドネシアGPではもっといいパフォーマンスをおみせできるように全力で挑みます。

今日のレースは、まだ改善の余地はあるものの、前回のサンマリノGPよりもずっとうまくいきました。レースペースと全体的なパフォーマンスは顕著に向上し、マシンのフィーリングも大幅によくなりました。しかし、私のライディングスタイルはまだ調整が必要です。

チームと話し合った結果、マシンに大きな問題はないが、パフォーマンスをさらに最適化する必要があるという結論に達しました。厳しいレースでしたが、マシンのセットアップとフィードバックに関して貴重な情報を得ることができたので、今後のレースで大いに役立つと思っています。

来週は私のホームグランプリとなるマンダリカのレースに出場することを、とても楽しみにしています。最高の結果を出すために全力を尽くします。