IDEMITSU Honda Team Asiaのライダー2人は好感触で明日のレースに挑む

予選セッションでは、チャントラ選手の顕著な改善を目の当たりにしました。予選Q1ではすばらしい走りを披露しトップで通過、予選Q2進出を果たしました。残念ながらQ2のアタックラップ中のセクター2でミスをおかしてしまい、期待したポジションには及びませんでした。しかし、明日のレースでは少なくともトップ5入りすると私たちは確信しています。今日、彼はいくつかのセッティングの変更を施し、改善も見られました。このいいフィーリングが結果をもたらしてくれると思っています。明日のレースでは貴重なポイントを獲得することができるでしょう。

チームメートのアジ選手は、午前中のセッションでライディングスタイルとペースの両面で大きな進歩をみせました。しかし、予選の単独走行では午前中のセッションでみせたパフォーマンスに及ばず苦戦し、ラップタイムを上げることができませんでした。このような経験はカテゴリーを移る時に起こることです。総合的に見て両選手ともすばらしい予選日であったと言えるでしょう。明日の決勝ではさらなるパフォーマンスを披露してくれることを期待しています

今日はフリー走行と2回の予選セッションがあり、走行の多い一日でした。今週は私にとってチャレンジングなレースウイークとなりました。ポルトガルに到着する前、胃の調子が少し悪くなり、体力の回復に苦労しました。

体力的にベストな状態とはいえないものの、全力を尽くしました。身体的にはポテンシャルをまだ100%発揮できていないと感じていますが、このような状況においても、実りのある一日を過ごすことができたことをうれしく思っています。明日は力強いレースをして、チームのためにもそして私自身のためにも貴重なポイントを獲得することに集中します

全体的には、今日も満足のいく一日でした。目標としていた予選のラップタイムは達成できませんでしたが、最後のセッションで大きく改善できたことはポジティブな証です。現時点で私たちの目標は、ベストタイムを獲得することではありません。むしろ学習するプロセスを継続することです。ルーキーのライダーとしては、いかにこの新しいカテゴリーへ適応できるかがカギです。私たちはこの点に関して、まだやるべきことがあると認識しています。

マシンに乗るたびに着実に自信が増しています。そしてこの自信の高まりは私の励みになり、明日の安定した実りあるレースをするためのモチベーションを高めてくれます。結果がどのようになるかは分かりませんが、前向きな気持ちで明日のレースに臨むつもりです。そしてチームのサポートに感謝しています。この勢いを維持して、私たちがどこまで戦えるか楽しみです。応援よろしくお願いします