Race
Moto2 2023
Round 16

悪夢のようなレースを克服したチャントラと小椋

au Phillip Island
悪夢のようなレースを克服したチャントラと小椋

ロードレース世界選手権(MotoGP)第16戦オーストラリアGPのMoto2クラス決勝は強い雨、強風、そして低い気温の中で開催されました。強風でクラッシュが続出し、レースはわずか9周で赤旗中断となりました。IDEMITSU Honda Team Asiaのソムキアット・チャントラと小椋藍は慎重にレースを走りきり、ポイント圏内でレースを終えるという目標を達成しました。


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Hiroshi Aoyama
Hiroshi Aoyama
レース前のサーキットのコンディションは寒く、激しい雨、そして吹き荒れる強風でした。レースで、私たちのライダーは後方グリッドからのスタートでしたが、スタートからポジションを上げ、いいペースを披露しました。小椋選手は20番手から15番手までポジションをばん回しました。チャントラ選手は5番手争いのグループの中で走り、その後の赤旗によりレースが中断された時点では7番手を走っていました。もう少しいい結果の可能性もあったのかもしれませんが、このような状況下では、できるだけ多くのポイントを獲得して、レースを確実に終えることが大切です。フィリップアイランド・サーキットでは難しい週末を過ごしましたが、最終的にポイントを獲得することができました。 スタッフ全員に感謝したいと思います。そして来週末はチャントラ選手の母国グランプリとなるタイGPです

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
特別に行われたウォームアップセッションのおかげで、激しい雨と強風という厳しい気象状況に、自分自身とマシンを適応させることができました。レースがスタートしたときは、風が非常に強く吹いていました。タイヤもアスファルトも非常に冷えていたため、レース序盤は慎重に走りました。周を重ねるごとにフィーリングが戻ってきたので、プッシュしようと試みましたが、マシンが大きく揺られてしまい、ストレートでさえスロットルを開けることは容易ではありませんでした。最終的に7位でレースを終えることができました。来週は私の母国グランプリとなるタイGPです。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています

Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
今朝はコースコンディションに適応するために、特別にウォームアップセッションが行われました。 このセッションのおかげで、ウエットでいいフィーリングを感じることができました。湿度が高く、気温が低いレースは、私にとって最悪のコンディションですが、今日は問題ありませんでした。フィーリングは改善されましたが、レースでは右コーナーで苦戦を強いられました。左コーナーではライバルたちに追いつくことができましたが、せっかく築いたアドバンテージを右コーナーで失いました。困難なレースでしたが、最後まで走りきることができました。今回はウエットでのフィーリングを改善できたので、その点は満足しています


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