ドイツの暑いコンディションで行われたレースはタフでした。チャントラ選手はスタートをうまく決め、すばらしく、そして安定したペースでレースを走りました。表彰台まであと一歩およびませんでしたが、大切なことは今日のレースを見事なまでに完走したことです。小椋選手は1コーナーで2人のライダーが彼の前で接触したために、タイムをロスしてしまいました。しかしその後はポジションを回復して、ベストな走りを見せました。まだ彼は苦戦を強いられていますが、次のレースでは調子を取り戻してくれると期待しています。最後にライダーに最高のマシンを準備するために熱心に取り組んでくれたスタッフ全員に感謝します。

歴史的にチャレンジングなサーキットであるザクセンリンクで、ベストな成績を残すことができ、うれしい気持ちでいっぱいです。レース序盤にトップグループについて行こうとしましたが、今日の彼らは本当に速かったです。また彼らは僕よりもタイヤの使い方がうまかった。レース中盤からゴールまでは、いいラップタイムを刻みながら4位でレースをフィニッシュするためにスムーズに走ることを心がけました。 

レースに対するフィーリングはポジティブでした。ポジションもラップタイムも十分な結果ではありませんが、僕たちは先週末のムジェロから一歩前進することができました。このことから少しは楽観的に捉えていますが、トップにまで届くには、まだコンマ2～3秒のタイムが必要です。来週末もがんばります。