Qualifying
Moto2 2023
Round 1

ソムキアット・チャントラが13番グリッドを獲得

pt Autódromo Internacional do Algarve

Moto2クラスは、PPを獲得したフィリップ・サラク(QJMOTOR Gresini Moto2)から1秒差に15台がひしめく接戦となり、今年で5年目を迎えるソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、13番グリッドを獲得しました。

ソムキアット・チャントラが13番グリッドを獲得

Moto2クラスは、3回のフリー走行の総合タイムでQ1(15番手以下。上位4台がQ2に進出)とQ2(14位以内)が決まります。今大会は、フリー走行でトップタイムをマークしたアーロン・カネット(Pons Wegow Los40)から1秒差に19台という大接戦になり、その中で13番手につけたチャントラはダイレクトでQ2進出を果たしました。Q2では、さらに上位を目指しましたが、風の影響を受けて、セッティングがうまくまとまらず苦戦。13番グリッドから決勝に挑みます。

しかし、スペイン・ヘレス、そして開幕前にアルガルベで行われたウインターテストで好調な走りを見せているチャントラだけに、決勝では追い上げのレースが期待されます。

チャントラは、17年のアジアタレントカップのチャンピオンで、その後、2年間、FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権に出場、19年からIDEMITSU Honda Team AsiaからMoto2クラスに参戦しました。今年で5年目のシーズン。昨年はインドネシアGPでタイ人としては初のグランプリ制覇を果たし、4回の表彰台に立ち、総合10位。今年はトップ5を目標にチャンピオン争いに挑みます。

PPを獲得したのは、21歳のチェコ人ライダーのサラク。2番手には、フリー走行総合首位のカネット、そして3番手には、ウインターテストで好走のペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)と続き、フロントローに並んだ3選手のタイム差は、0.284秒でした。

2列目には、チェレスティーノ・ヴィエッティ(Fantic Racing)、マヌエル・ゴンサレス(Correos Prepago Yamaha VR46 M)、ジェレミー・アルコバ(QJMOTOR Gresini Moto2)と続きました。

昨年、3勝7回の表彰台に立ち、総合2位の小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、開幕前のトレーニング中に左手首を骨折し、今大会を欠場します。回復は順調で、連戦となる第2戦アルゼンチンGPは、チームに帯同し、メディカルチェックを受けて出場するかどうかを決めることになります。


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Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今日はQ2で速く走るのに苦労しました。午前中から午後にかけて、いくつか変更を加えました。今日は風が非常に強く、風向きもテストとは違い、予選ではこの影響を受けました。しかし、明日はバイクをよい状態にできると思います。レースを戦うエネルギーに僕は満ちています


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