Race
Moto2 2022
Round 15
小椋が4位フィニッシュ
MotorLand Aragón
Moto2クラスは、予選で上位を独占した地元スペイン勢が強く、ルーキーのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)が今季2勝目を上げました。2位にはアーロン・カネット(Flexbox HP40)で2戦連続今季7回目の表彰台に立ち、3位には総合首位のアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で、スペイン勢が表彰台を独占しました。その後方では、トップ3を視野にトニ・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)とのし烈な戦いを制した小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が4位でフィニッシュしました。
この結果、アウグスト・フェルナンデスの総合首位は変わらず、今大会4位の小椋との差を4点から7点へと広げました。しかし、予選8番手と苦戦した小椋にとっては、ポイント差を最小限に抑えることに成功し、次戦日本GPでの今季3勝目の期待が膨らみました。
以下、アルボリーノが5位。6位にフェルミン・アルデグアー(CAG Speed Up)と続き、7位にソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)が続きました。
予選9番手から好スタートを切ったチャントラは、チームメートの小椋を視野に7番手争いの集団の中でバトルを繰り広げましたが、しっかりポジションをキープしました。
次戦日本GPは、IDEMITSU Honda Team Asiaにとっては3年ぶりとなるホームGP。小椋藍とソムキャット・チャントラの活躍に期待が膨らみます。