タイトル獲得に挑む小椋は3列目8番手で決勝へ
Moto2クラスはホームGPを迎えたスペイン勢が好調で、上位6位までのうち5人がスペイン勢でした。
トップタイムをマークしたのは総合首位につけるアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で、2番手にアルベルト・アレナス(Shimoko GASGAS Aspar Team)、3番手には英国人のジェイク・ディクソン(Shimoko GASGAS Aspar Team)が入りましたが、4番手には前戦サンマリノGPで初優勝達成のアロンソ・ロペス(CAG Speed Up)、5番手にアーロン・カネット(Flexbox HP40)、6番手にペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)とホームGPに闘志を燃やすスペイン勢が上位を占めました。
以下、7番手にトニ・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)。8番手には総合首位のアウグスト・フェルナンデスを4点差で追う小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)、9番手にチームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)と続きました。
IDEMITSU Honda Team Asiaは、今年の6月にモーターランドモーターランド・アラゴンでテスト走行を実施しています。データの蓄積はありますが、コンディションが違うため、トップグループのスペイン勢との差を縮めることができませんでした。しかし、セッションを追うごとに確実にその差は縮まっており、決勝日朝のウォームアップで最後のセッティングを施し、追い上げのレースに挑みます。
今大会が終わると小椋はホームGPの日本GPが待ち受けます。チームメートのチャントラも3連戦最後にホームGPのタイGPと続きます。後半戦の最大の山場となる3連戦となるだけに、明日の決勝ではしっかり結果を残し、勢いをつける意気込みです。